26＊末澤side ページ26
俺らが毎週やらして貰ってるテレビ局から徒歩圏内
関ジュなら絶対にロケしたことのある地域の大通り沿いにAちゃんのマンションはある
ここなら俺の最寄りの沿線がある大きな駅まで歩けるし
ええかと思って一緒にタクシーを降りた
「なんで一緒に降りるんですか(笑)」
誠「イヤここやったらまだ電車で帰れると思って
コンビニで買うもんない？買ってくるけど」
「ん〜お酒」
誠「まだ飲むん？なんかイヤな事あったんか？」
「無いですよ。でも、もうちょっとだけ付き合って貰って良いですか？」
誠「ええけど大丈夫なん？
ほな、どっか行く？この辺知らんけど」
「この辺個室のあるお店少ないんで家飲みしましょう！」
誠「はぁ〜？」
流石になんぼなんでも俺男やし相手好きな女の子やし
絶対襲ってまうやん
誠「俺のこと男やって分かってんの？」
「分かってますよでも末澤さんはそういう人じゃ無いと思ってます」
そんなん言われたらオレどうしたらええ？
普通やったら絶対襲うやん
「分かった。酒買ってくるからここで待ってて」
大通りを挟んだ向かい側のコンビニに入って必死で気持ちを落ち着かせようとする
もう大人やねん
こんな事今までも経験してるやん
とりあえず大晴にLINEしとこって携帯見たら2件の通知
1件は大晴
大晴誠也くんありがとう!Aちゃん大丈夫?
誠也今家まで送り届けました
お前も頑張れよ
今から家に行く事は内緒やけどな
もう１件はAちゃん
A部屋の整理したいので10分後に来てください
部屋は701です
誠也了解
よし、その間に気持ち落ち着かせよう
.
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作者名：ほままる | 作成日時：2022年10月28日 15時
