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はると今新幹線乗ってんけどちょっと疲れたから家行ってええ?
A分かった 晩ご飯作って待ってる
はると助かるわありがとう
久しぶりのデートは急遽お家デートに変更で
晩ご飯作るなんて言ったけどうちの冷蔵庫には食材なんてほぼ入ってないし
お酒飲む？でも明日は本当に早いから飲まない方がいいよね今日はやめておこう
しかも明日からまた東京だし野菜とかもなるべく買いたくないなぁ
申し訳ないけどお惣菜にしちゃお
インターフォンが鳴って玄関を開けた
「お邪魔しま〜す」
「あのねご飯作るって言っちゃったけど明日からまた東京やから結局お惣菜にしてん」
「ええよそんなん」
「あとな明日ホンマに早いからお酒も買ってなくて…」
「ええって(笑)正直すぎるやろ
そう言うとこ好きやけどな」
「うん………」
「…ホンマはこの前の返事聞きにきた
Aこっち座って」
そう言ってソファーに座る
「うん あのね 私やっぱり今の仕事好きやし 今のチームでのめっちゃ大きい目標があって、それ叶えるまでは一緒には行かれへんと思ってる」
「そう言われると思ってた…なぁA俺ら別れへん」
「なんで？！遠距離やったらアカンの？」
「おんなじ大阪におっても2ヶ月くらい逢われへんねんで？」
「嫌や…」
「遠距離でお互いに縛り付ける必要無いと思うねん」
「イ…もう嫌いなん？」
「嫌いになれやんから困ってんねん でも俺もあっちに何年おるか分からんし戻ってこんかもしれん ええ男のまんまでAの記憶に残りたいねん」
「春…翔…」
「この部屋にある荷物持って帰るわな
残りは捨ててええから」
「………」
「もう泣かんで 仕事と俺どっちが大事なんとか言われても困るやろ(笑)今までありがとう これからもお互い頑張ろな」
そう言って私の部屋に置いてスーツやら数枚の服を持って帰ってしまった
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作者名：ほままる | 作成日時：2022年10月28日 15時
