大晴くんとハロウィン ページ33
大「せっかくやからコスプレしようや」
大晴くんとユニバデートを決めたお誕生日
まぁあんな人の多いところで堂々とデート出来るなんて絶対無いから
コスプレは好都合と言えば好都合なんやけども………
大「Aちゃんはやっぱりメイドがええなぁ〜
ん〜魔女も捨てがたい」
パソコンで衣装を探してるのはいいんやけど
大晴くんの見る衣装ってちょっとセクシーと言うか
ちょっと趣旨変わってない？
「ちょっと大晴くん
セクシーずぎひん？」
大「えぇ〜似合うと思うけどなぁ」
口をむぅ〜ってして
コテンって私の肩に頭を乗せる大晴くん
「そんな可愛い顔しても無理
ほら規約にも書いてるやろ過度な露出はダメって」
大「そら普段のAちゃんからしたら過度な露出かもしれんけどさ〜
このくらいたまに見るやん」
「ふ〜ん 大晴くんはこのくらいの露出した人
たまに見てるんや」
大「やっ！ちゃうで？見てるわけちゃうくて
目に入るって言うか…
もう〜意地悪な事言わんでええやん」
「私はこんな格好 大晴くんにだけ見てもらえたら
それで充分やねんけどなぁ」
って言ったら
大「そうやんな 別に可愛いAちゃん他のヤツに見せる必要ないやんな
ほんならんこっちの普通の魔女のコスプレにするわ」
って嬉しそうに言ってくれたのに
当日何故か大晴くんが用意してくれたのは
あの日選んだ魔女のコスプレともう一つ露出度高めのメイド服
「結局こっちも買ってるやん」
大「こっちの魔女がユニバ用で
こっちのメイドさんはその後用やで？」
「その後って…」
大「俺のためやったら着てくれるって言ったやろ？
アカン？」
って子犬みたいな顔をされて
「お誕生日月限定やで」
結局私はこの可愛いお顔に甘いんだよなぁ
.
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作者名：ほままる | 作成日時：2023年5月24日 4時
