カラフル2 (ページ24)

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誠「無いんやったら戻んで？」

小「沖縄でホタルガラス買ったん覚えてます？」

誠「流石に覚えてるわ」

小「どこにあります？」

誠「家に置いてる」

小「あるんやったらええわ」

誠「何やねんそれ(笑)まだ聞きたいことある？」

小「…無い」

誠「ほな、俺も1個だけ
小島はさ、自分が好きな人と自分のことを好きな人どっちと付き合いたい？」

小「晶哉となんかあったん？」

誠「なんで佐野やねん」

小「ほな誰？リチャくん？拓哉？北村？作ちゃん？涌？はしもっちゃん？兄さん？康二くん？照史くん？
もう誠也くん好きなやつ多すぎてどれなん？」

誠「どれもちゃうわ！」

小「はぁ？どれもちゃうって、まだ他にも誠也くんの事好きなやつおんの？どんだけモテたら気ぃすむねん」

誠「別にモテててる訳ちゃうやろ」

小「モテてる奴の言う事ですからソレ！
なんかもうアホらしなってきたわ
誰が誠也くんを好きなんか知らんけど、俺の方がそいつよりも絶対に誠也くんを好きやからな！」

…言うてもうた

誠「………俺も好きやで小島の事」

小「誠也くんとは意味がちゃう」

誠「おんなじやろ？意味ちゃうん？」

小「俺は！…その恋愛対象として好きやねん」

誠「俺もやけど」

小「！！…」

誠「俺も、ちゃんと恋愛対象として小島が好きやねん」

誠「…ほな、なんで最近晶哉ばっかりなん」

誠「ばっかりとはちゃうやろ」

小「前みたいに俺んとこ来てくれへんやん…」

誠「小島が嫌がってんのかと思って」

小「確かに、ちょっとイヤそうな態度はとりますけど、それは恥ずかしいからで…イヤじゃ無いから」

誠「そんなん言うてくれな分からんわ」

小「分かりました
誠也くん。僕は誠也くんが大好きです
僕とお付き合いしてください」

誠「よろしくお願いします」