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佐「やっと終わった〜」
正「おつかれさん ありがとうなぁ」
「今日も頑張ったね〜」
佐「俺めっちゃ頑張りました」
正「飯でも行く？」
「いいね〜正門君の奢りで」
正「手伝ってもらったんは俺やからええよ
晶哉も行くやろ？」
佐「ごちそうさまです
あ！でもAさん飲み過ぎんとぅて下さいね
送ってくん俺なんで」
「気をつけます」
佐「そのセリフ何回聞いたと思ってるんすか」
「ほんまに気をつけるから
さぁ早く帰る用意して飲みに行こう
今日のお酒は美味しいぞ〜」
そう言うてましたやん
それやのに
正「A大丈夫か？」
「大丈夫〜大丈夫」
佐「Aさんタクシー呼びましたから
帰りますよ」
「まだ飲めるよ〜」
佐「今日はもう帰りましょ
また次行きましょ」
「大丈夫やって〜」
今日も安定に酔っ払うAさん
正「晶哉いつも悪いな」
佐「まぁ近所なんでええっすよ」
Aさんがこんなに酔っ払う原因は
いつもこの人
今日は特に酷い
正直言うかどうか迷った
でもやっぱ後輩としてきちんと言わんとアカンかと思って
タクシー待ってる間
佐「正門君ごちそうさまでした
あと、結婚おめでとうございます」
その瞬間今まで力無く俺にもたれてたAさんが
きちんと座り直して
「ほんまや、正門君おめでとう
幸せになるねんで
今日は、ごちそうさま」
正「おお ありがとう」
やっぱり言わんかったら良かった
と後悔した
.
.
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作者名：ほままる | 作成日時：2023年5月24日 4時
