紅白の思い ページ30
なんだろう。その言葉をかけられたことによって、思いが何故だか溢れだしてきた。
「俺の周りは、平凡で、普通で、幸せな家に住んでるから、
誰にも理解されないし、家の状況だって言えないし
そんな中、お前が現れて、なんか
俺のこと理解してくれるんじゃねぇかって。俺と同じなんじゃねぇかって思った。
俺は、理解者が欲しい…」
胸の内が次から次へとこぼれてきた。
冷たく、こいつが言ってきた。
「俺らは似てるように見えるけどさ。似てるって言うのは、君の妄想だよ。」
少しだけ時間が止まったような気がした。
「俺じゃあ君の理解者なんかにはなれっこないよ。
だって違うもの」
「…それは、個性か」
「違うよ。そんなものじゃないさ。
哀れだね。君は。
ねぇ、好きの反対って本当に嫌いだと思う?
俺はね。“無関心”だと思うんだ。
俺が思うに、君は、平凡で普通の幸せな暮らしこそできなかったかもしれないけどさ。
それは君の被害妄想だよ。」
何を言うんだこいつは
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金平糖 - 紫苑さん» ご愛読ありがとうございました！感想細かく書いて下さり、嬉しいです！次作(気に入ってくださるか分かりませんが)更新し始めました。良ければこれからもお願い致します！ (2018年8月9日 6時) (
レス) id: 2d8b99cea4 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 完結してたぁ…！皆の記憶を消して空っぽのヴィランになっちゃったんですね…。死柄木が愛を注いで幸せになれますように。作品の達筆お疲れ様でした！心情の表現が胸に来て泣いてしまいました…次作があるのならばまた見させてもらいます。ありがとうございました！ (2018年8月3日 18時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖 - ふりゃりさん» 本当ですか！良かったです！無事完結出来ました！ここまでご愛読ありがとうございました!! (2018年7月31日 22時) (レス) id: 2d8b99cea4 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃり(プロフ) - おおお完結！！ここまでお疲れ様です！もう感動というより涙がボロボロ… (2018年7月29日 14時) (レス) id: f83bb58281 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゃり(プロフ) - 金平糖さん» いいえ！どれだけ遅くても、私は最後まで見届けます！！更新頑張って下さい！ (2018年7月15日 20時) (レス) id: f83bb58281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2017年9月18日 16時
