発明家の発明 ページ7
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「出血大サービスじゃ。ワシの偉大な発明品のいくつかをお前に見せてやろう！
まずはこれ【どこでも温泉くん一号】じゃ！これがあれば、冷たい水でも一瞬で熱湯に早変わり！」
「おおっ……」
ヴォルフさんの説明を聞いてロー君は感嘆の声を上げる。
「ただし、ひとつ欠点があってな。適温で止める昨日がついてないから、湯があっという間に沸騰し、全部蒸発してしまう」
「ゴミじゃねェか！」
「待て待て！これで終わりじゃないわい。次はこれじゃ！【スーパーお掃除くん3号】ゴミや汚れに反応して動き、放っておいても家をキレイに掃除してくれる優れものじゃ！」
「おう……」
先程の事もあってか、ロー君の返事には期待がこめられていない。
「ただし、ひとつ欠点がある。三分以上稼働させると、この家を吹き飛ばす程の威力で爆発する」
「欠点どころじゃねェだろ！ガラクタ以下じゃねェか！」
『そういえば、これの初代、ゴミとゴミじゃないものの区別出来なくて私とヴォルフさんの足食いちぎられそうになりましたね』
私がそうぽつりと呟けば、ロー君はぎょっとした顔を浮かべ、
「やめろ！ぐろい！！」
と叫んだ。
「箱の奥に入ってるこのグローブみたいなのはなんだ」
箱に残っている一つの発明を指さして、ロー君はヴォルフさんの方を向いた。
「おう、それか。それはハティが作った蒸気を利用して重いものを持ち上げる【助けて！グローブ君】じゃ」
グローブを身につけたヴォルフさんは置いてあったテーブルを片手で持ち上げる。
私の初めての発明にして現状最高傑作だったりする。まぁ、私には必要ないが
「なんで弟子の方がすげぇもん作ってんだよ！！」
と、またも声を上げるロー君。
なんか褒められてるのかわからないけど、きっと褒めてくれてる。多分。
「まぁ、これでワシの偉大さをお前も理解したと思うが……」
「してねェよ。1ミリたりとも。なんならコイツの方がすげぇよ…おい、ガラクタ屋｣
「じいさんより酷い呼び方になったな！」
「とりあえず、改めて助けてくれたことには礼を言う。アンタも。それと、ここに置いてもらえるのは正直ありがてェ。これからよろしく、頼む」
アンタ、と言いながら私を見るロー君。
あぁ、彼も私と同じなんだ。行き場所がなくて、ヴォルフさんに助けられたんだ
でも、仲良くできるかな、私なんかが
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とちょう(プロフ) - 嫁子ちゃん。さん» よめちゃん読みに来てくれてありがとうー！！！！！頑張って続き書くー！！！ (2022年10月2日 19時) (
レス) id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - とちょーちゃん〜🌠読みやすくてすっごい好き！！無理しないで頑張って🎉続き楽しみにしてます！ (2022年10月2日 19時) (レス) id: 4de2fab171 (このIDを非表示/違反報告)
とちょう(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！トラ男落ち目指して頑張ります！！ (2022年9月18日 12時) (レス) id: 9c17a4ec76 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2022年9月18日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とちょー | 作成日時：2022年9月17日 20時
