第五話 ページ9
第五話 oh......
そして次の日。
私達は珍しく朝から口論せずに学校に行った。
授業を聞いて､お弁当を食べて､授業を聞く。
学校が終わり､それぞれ家に帰る。
トールと私は高校､エドとルーシーは中学
ホームルームが終わる時間帯はそれぞれ違うので兄弟揃って家に帰ることはない。
そして､その帰り道に出来事が起こった。
貴方(今日の晩ご飯は私が担当なんだよなー)
何にしようか………
一応スーパーに寄って行くか(´-ω-｀)
数分後
………よし､買えた
帰ろう！！(｀･ω･´)
………………………ん？
人？
人がいる
しかも
DO☆U☆RO☆
道路のド真ん中に座っているだと？！��(･ω･ﾉ)ﾉ
しかも正座で！！
私は目を擦ってみたり､頬をつねったりしたが
どうやら間違いないらしい
人が道路のド真ん中に座っている。
その人は全身黒い服を着ていた。
大きなノートと何処で売っていたのかわからないアンパンのボールペンを握りしめ､真剣な顔で前を見ている。
いやぁ､あなたが真剣な顔で見てる先は
向こうでコーヒー飲みながら新聞呼んでる
老人しかいないよ笑
はたから見たら変人だ(´-ω-)ｳﾑ
だがそんな変な人がいるというのに誰も気付かず普通に通り過ぎて行く
どうしよう…知らない人だから声掛けにくいし
車とか自転車とかの邪魔になるし…
もしかしたらただの趣味でやってるのかもしれないし…←
声……かけた方がいい…のかな？
かけた方がいいよね……人間だし←
危ないし
そう！設定にあった通り私は正義感が強い
女なのだ！(｀･ω･´) ｷﾘｯ
怖いけど…………
あのままだとあの人が車にひかれちゃう！
助けよう！！
行こう！見て見ぬフリは出来ぬ
人の命優先だ！
そうして私は意を決して道路に座っている人の所へと向かった
それが私のとんでもない冒険ストーリーと
なるとは知らずに…
〜その頃のトール〜
トール「遅せぇなぁ…(#＾ω＾)」
………トールはもう家に着いていた
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作者名：アミュー | 作成日時：2018年7月5日 19時
