女子高生と侍達 (ページ15)

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第十一話ページ15

第十一話あいつに似ている沖田side Part２

あの後旦那と別れ､屯所に帰った

山「あ、沖田隊長！見回りお疲れ様です！」

門を開けた山崎が俺の顔を見るとパァッと笑顔になる

何かあったのだろうか

そう思った俺は聞いてみた

沖「おい山崎､屯所の中が騒がしいが何かあっ
たのか？」

山「はい！今､不思議な女の子が突然やって来
たんですよ！客間にいるので多分会えま
すから､隊長も行ってみてはどうです？」

沖「なんだ､そういうことかい。てっきり土方
コノ野郎がもうすぐあの世へとっていう
話かと思ったが､女が来ただけで､隊士共
が騒いでやがるのか」

山「隊長､怖いですよ…で､その子が副長に似て
いるんですよ！」

あいつに………似ているだと？

それから俺は客間へと向かった

スーッ←襖を開ける音

静かに襖を開けると､案の定部屋の障子側に
女が無防備で大の字になって寝ていた

沖(隙だらけだな…)

そして俺は女に近づき気持ちよさそうに眠る姿をマジマジと見た

雪のような白い肌に漆黒の長い髪､整った顔立ちで時々風に揺れる長いまつ毛､ほんのり赤い頬､林檎のような赤い唇、大き過ぎず小さ過ぎない胸､体つきは細く､ウェストにクビレがあり､制服のスカートが下着がギリギリ見えそうな程めくれ上がってしまい､その下から白くスラリと長い足が出ていた。

これはこれはドSにはたまらない餌食ですな
(｀･ω･´) ﾄﾞﾔｧ←

何しようかなーと思いながら女の横に寝転がり､その横顔を見つめた

すると女がくるっとこっちを見た

その時俺は心臓が止まるかと思った

その女は

すごく綺麗な目をしていた

しばらく俺は目の前の吸い込まれそうな目から目を逸らすことが出来なかった

透き通るような輝く青い目。

空のような青い目。

すべてが美しい

その時､俺の胸が大きな音で高鳴った
徐々に全身が熱くなり､頬に一気に熱が集まる

どうしたんでィ､俺は一体。

俺は相手に必死に悟られないようにポーカーフェイスを取り繕ったが多分隠しきれてないだろう

女はしばらく俺を見つめていたがまた天井を見て眠りについた

俺はそっと指を髪に絡めた

まさか､

一目惚れするとはな

そう思い俺は髪に口づけをした