第八話 ページ12
第八話 少し遅い自己紹介
あれからずっと混乱している私の所へV字前髪の目つきが悪い人がやって来た
？「おい小娘､詳しい事情は後で聞いてやるか
らそこから降りて客間で待ってろ。
会議を進める。山崎､案内してやれ」
山「わかりました！」
そう言い､部屋を出ていく山崎さん。
今度は私に目を向けられた
？「山崎の後について行け」
貴方「わかった！ありがと兄ちゃん！」←
？「ああ…さっさと行け…
って､誰が兄ちゃんだァァァっ！！！」
貴方「だって兄ちゃんじゃないですか」
？「だって､じゃねーよ！！俺こんな妹持った
覚えはないわ！」
貴方「そうなんだ…|._.`)ｼｭﾝ」
山(やっぱり生き別れの兄弟だったのか…)
？「違うからな山崎！」
山「副長､あなたはエスパーですか」
？「ええからはよサッサと行け」
貴方/山「「はーい」」
移動中…
貴方「そういえば山崎さん､兄ちゃんの名前っ
て何なの？」
山「あー… 副長は土方 十四郎っていうんだ」
貴方「土方……十四郎…」
山「そういえば君､名前聞いてなかったね。
なんていうの？」
貴方「あ、私はサナ・アグリシアです」
山「バリバリの外国人だね(汗)」
山「さぁ､着いたよ。中に入って待ってて。
なんか持って来るから」
貴方「ありがとうございます」
襖を閉め、畳の上にゴロンと転がる。
貴方「あー疲れたぁ〜
今までにいろんなことが起きたから
頭が着いて行けない…」
私､これからどうしたらいいのだろう
貴方「トール達に会いたい…」
トール､きっと怒っているんだろうなぁ
私があまりにも帰るのが遅すぎて
エドとルーシーもきっと心配してるはず
一刻も早く帰る術を見つけて帰らなくちゃ
早くこの変な世界から脱出しないと…
あれ？そういえば、あの人山崎 退って言ったよな？それで､さっきの兄ちゃんが
土方…十四郎…
ん？
確か、山崎 丞と土方 歳三だったよな？
うん 学校の教科書とか資料集とかに載ってた
でも､何か違う
なんだろう？
ゴロン
ん？
隣で誰かが寝転がる気配を感じた
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作者名：アミュー | 作成日時：2018年7月5日 19時
