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廉｢ごめんな…怖かったやろ?｣
コンビニの近くでやっと手を離し、申し訳なさそうに謝る廉。
｢ううん。廉のせいじゃないし。大丈夫だよっ｣
余計な心配をかけたくなくて、私は痣のついた腕を背中の後ろに隠した。
廉｢あの人…川田先輩な、この学校で有名な不良やねん｣
廉｢あの人に目をつけられた人は、タダじゃ済まん｣
廉｢どんなに殴られても、生きて帰って来れれば奇跡なんや｣
…え?
じゃあ廉は……私のせいで、たくさん殴られるの?
心まで傷つけられて、ボロボロになるの?
殺されちゃうかもしれないの?
全部……全部私のせいで?
私がいなければ……廉は幸せに暮らせるの?
廉｢ちょっ、大丈夫か?｣
そう言って、廉の細い指が目のすぐ下に触れる。
どうやら、私は泣いているようだ。
廉｢あ、別に大丈夫やでっ!Aのこと…絶対に守るから｣
｢……廉。やっぱり嫌だよ。私のせいで、廉が死んじゃうかもしれないんだよッ!?｣
｢そんなのッ…私、嫌だよ…｣
私は申し訳なさすぎて、下を向いた。
本当……私って最低。
廉｢俺はな……A｣
廉はそこまで言うと、私の腕を掴んだ。
廉｢こんな風に、Aが傷つく方が嫌なんやッ｣
そう言って、私の青黒い痣に涙を零した。
廉はどこまでも優しい。
だけどね、廉。
優しいだけじゃ、駄目なんだよ…。
ごめんね…廉。
私も廉が傷つく姿は見たくないんだよ…。
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@mi(プロフ) - 楽しみにしてます！！無理ない範囲で頑張ってくださいね！これからも応援してます！(＞＜*)ノ~~~~~ (2018年12月7日 20時) (
レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - @miさん» コメントありがとうございますっ(*´▽`*)泣いて頂けて嬉しいです!今はたくさん掛け持ちしているので、余裕ができたら書かせて頂きます!ご愛読ありがとうございました! (2018年12月7日 20時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
@mi(プロフ) - 悲しすぎて涙出てきました...次は廉君の明るい恋を書いてくれたら嬉しいです！！結婚後みたいなのまでいっっぱい書いてほしいです！！ (2018年12月7日 20時) (レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 観覧ありがとうございましたっ(*^-^*) (2018年12月3日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩藍 | 作成日時：2018年10月21日 21時
