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時の流れというのは恐ろしく、誰にも止めることはできない。
少し遠くに聞こえる、チャイムの音。
このチャイムの音は、下校時刻だというとこを示している。
先生｢では、これで今日はおしまいです。さようなら｣
先生の声と共に、クラスは騒がしくなる。
それを見計らったのか、ドアの外から廉が手を振っていた。
それに気が付いた女の子達が、騒ぎ立てた。
女の子らしく、髪を巻いたりメイクをしたり……。
皆努力してるんだなぁ……。
私は自分の髪を見た。
別に、汚いわけでもないけどそこまで綺麗でもない。
しばらくして、私の大きな溜息を掻き消すように、廉が私の肩を掴んだ。
廉｢何やってんねん。遅いわ!早く見学来てやっ｣
クシャッと笑った廉は、そのまま肩に乗せていた手を私の指に絡めた。
暖かい体温が伝わって来て、またもや私の心臓は爆発してしまいそうだ。
廉｢校庭におってな!すぐ行くからっ｣
そう言って、廉は男子更衣室へと姿を消して行った。
まだ彼の体温を持った手を、顎の下でもう1つの手と重ねてみた。
何故だか、凄く安心する。
ゆっくりと歩き、校庭に出るとそこには廉の姿があった。
廉も私に気が付いたのか、こちらに手を振っている。
私も小さく手を振り返す。
こちらに駆け寄って来た廉は、少し息を切らせていた。
廉｢遅い奴やな〜!俺なんて、1分もかからん内に着替えて来たでっ｣
｢別にいいじゃんっ｣
私達がくだらない会話をしていると、大きな笛の音が聞こえた。
春花｢永瀬君!集合かかってるよ!｣
廉｢おぉ!山本、今行くから〜!｣
廉｢あ、アイツはマネージャーの山本春花なっ｣
そう言って、廉は皆の元へと走って行った。
優しく、冷たい風が私の頬と心を撫でた。
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@mi(プロフ) - 楽しみにしてます！！無理ない範囲で頑張ってくださいね！これからも応援してます！(＞＜*)ノ~~~~~ (2018年12月7日 20時) (
レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - @miさん» コメントありがとうございますっ(*´▽`*)泣いて頂けて嬉しいです!今はたくさん掛け持ちしているので、余裕ができたら書かせて頂きます!ご愛読ありがとうございました! (2018年12月7日 20時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
@mi(プロフ) - 悲しすぎて涙出てきました...次は廉君の明るい恋を書いてくれたら嬉しいです！！結婚後みたいなのまでいっっぱい書いてほしいです！！ (2018年12月7日 20時) (レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 観覧ありがとうございましたっ(*^-^*) (2018年12月3日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩藍 | 作成日時：2018年10月21日 21時
