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私達が出会ったのは、2年前。
…私が16歳の頃だった。
私が図書委員の仕事で、本の並び替えをしていた時のことだった。
廉｢図書委員さ〜ん｣
不意に聞こえてきた、怠そうな声。
声のした方を見ると、そこには見とれてしまう程…綺麗な男の子がいた。
廉｢漫画が、ミステリー小説の本棚に入ってたんやけど｣
そう言って、漫画を取り出す。
｢…ごめんなさいっ｣
おそらく、読んだ人が適当にそこに入れたのだろう。
私の確認が足りなかった。
そんな後悔も遅く、男の子は大きな溜息をつく。
｢本当にごめんなさい。私の確認不足です…｣
明らかに、不機嫌な男の子。
私のせいだ…。
廉｢マジムカつくよなっ。ちゃんと、元の本棚に戻さない奴｣
｢…え?｣
男の子の赤い唇から出たその言葉は、決して私を責めてはいなかった。
廉｢あ、お前のせいちゃうよっ?お前は偉いで〜!｣
そう言って、男の子は私の頭に優しく手を置いた。
｢…ありがとうございますっ｣
恥ずかしさを堪えて、私は必死にお礼を言った。
廉｢しゃぁないなぁ〜、この永瀬君が手伝ったるで!｣
……永瀬君。
確か、同じ学年にそんな人がいた気がする。
廉｢あと、タメやから敬語は無しやでっ｣
そう言って、強くて優しい笑顔を向ける。
それを見て、柴犬が思い浮かんでしまったことは秘密。
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@mi(プロフ) - 楽しみにしてます！！無理ない範囲で頑張ってくださいね！これからも応援してます！(＞＜*)ノ~~~~~ (2018年12月7日 20時) (
レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - @miさん» コメントありがとうございますっ(*´▽`*)泣いて頂けて嬉しいです!今はたくさん掛け持ちしているので、余裕ができたら書かせて頂きます!ご愛読ありがとうございました! (2018年12月7日 20時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
@mi(プロフ) - 悲しすぎて涙出てきました...次は廉君の明るい恋を書いてくれたら嬉しいです！！結婚後みたいなのまでいっっぱい書いてほしいです！！ (2018年12月7日 20時) (レス) id: dfda0f5cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 観覧ありがとうございましたっ(*^-^*) (2018年12月3日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩藍 | 作成日時：2018年10月21日 21時
