91.重苦しい朝 ページ42
Your side
いつものように朝が来て、学校へ行く準備をしながら思う。
今日は学校に行きたくない。昨日廉が耳元で囁いた言葉が頭から離れない。
お仕置きって何？
怖い。
廉は何をするつもりなのだろう。
昨日、確かに企んだ顔をしていた。
玄関を開けるといつもと変わらず廉が立っていた。
廉「おはよ」
いつも通りの廉だ。
『……ん……、おは……よ』
廉「何をそんなつれない顔してんねん。
せっかく迎えに来てんのに」
そう笑うと私の頭を撫でた。
いつものように通学路を歩いていく私たち。
相変わらず、他愛ない会話が続く。
あれ？昨日のお仕置きのこともしかして忘れてる？
忘れてくれたならラッキー。
それなら私は下手に思い出させるようなことをしなければ良いだけ。
廉の横でホッと肩を下ろす。
会話を続けながら校門を通った。
廉「ひとみ、こっち来て」
そう言って私の手首を掴んだ。
驚きながらも、廉の力には勝てず連れて行かれるまま。
連れて来られたのは人目に付かない体育館裏。
廉が私の手を解いて言った。
.
廉「ひとみ、ここでパンツ脱いで」
⁉
廉の言葉に動揺が隠せない。
『ちょ…何言ってるの？
訳分かんないよ
朝から何しようとしてるの⁉
ここ学校だよ？』
その場を離れようとしたとき
壁ドンされた。
廉「昨日のお仕置き」
嫌な予感しかしない。
怪しく笑うと私の両手首を左手で簡単に掴んだ。廉の片手の力にも私の両方の手の力は及ばない。
抵抗も虚しく、廉の右手は私のスカートをまくる。
『ダメ！ほんとにだめ！
お願いだから！
もうあんなことはしない！
だから、ね？許して？』
廉の目に訴えかける。
『もう男の子とは話さない！
だからお願い、今回は許して！
次から直すから！』
廉の目に懇願する。
すると、廉の右手の動きが止まった。
廉「んー
.
.
許さへんよ」
なんの躊躇もなくそう言うと、廉の右手はスカートの中へ入り込み、勢いよくパンツをずり下げた。
『あ、いやあ！』
.
足首にパンツが落ちた。
廉は私の足を片方ずつ上げて、パンツを取る。
私の両手首を解いて
私に見せるように
上の方でひらひらさせた。
こんなことになるなら、自分が持っている中で1番可愛いパンツを履いてこれば良かった。
『スースーするから、もう返して』
恥ずかしさのあまり、俯きながら
右手を出した。
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hina - 読み始めたら、止まらなくて一日で読んでしまいました･･･(汗)だんだん本性が現れていく廉くんは、読んでいてドキドキしました。とても面白かったです！ (2019年1月25日 0時) (
レス) id: 5df0dbe2fc (このIDを非表示/違反報告)
ぴらみるふぃー(プロフ) - yuiさん» 朗読してもらえただなんて……！嬉しすぎます！鳥肌立ったと聞いてびっくりしました！笑 yuiさんのコメントのおかげで、この98話目を大幅に変更して書き上げることができました。ありがとうございました(*^^*)とても参考になりました。 (2016年7月17日 5時) (レス) id: 35f37a8100 (このIDを非表示/違反報告)
yui - そういうことだったんですね！！！！朗読しちゃいました笑 そして何よりドキドキしすぎて鳥肌立ちました（ ; ; ） (2016年7月17日 3時) (レス) id: 9d144d7bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴらみるふぃー(プロフ) - yuiさん» ここから急展開かもしれません笑 楽しみにしててください！！そんなこと言われると照れちゃいます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年7月16日 23時) (レス) id: 35f37a8100 (このIDを非表示/違反報告)
yui - え！？！？この展開…気になりすぎます…どう捉えていいか…さすがぴらみるふぃーさん（ ; ; ） (2016年7月15日 23時) (レス) id: 9d144d7bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴらみるふぃー | 作成日時：2016年5月5日 18時
