ONE GIRL

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それから、しばらくメンバー全員が集まる機会がなかった。



今日は、久しぶりのメンバー全員との仕事。




インタビュー記事らしくペアで話を聞いていくらしい



今日もまた、憂鬱だ。




「おはよーございます。」



そんなこと言ったって、誰もいない。
今日は、流石に一番に来れるように努力をした。



それから、続々とメンバーは集まってくるが、誰も私には挨拶しない。まぁ、当たり前のことだけど．．．



だんだん私が空気になってってる気がする。



ス「お時間です！お願いします！」



スタッフの人に呼ばれて、別室へ移動する
今日もくじ引きか...



あ、宇野さんとだ...最悪に最悪が重なった。




「宇野ちゃんよろしくね！」



相変わらず演技が上手いと自分を褒めたくなる。



宇「やったー！Aとだ！めっちゃ嬉しい！」


嘘つき...ホントはめっちゃ嫌なくせに



イ「今日はよろしくお願いします。」



「「よろしくお願いします。」」



イ「さっそく質問いいですか？」



宇「どーぞ！」



イ「お二人はどういうご関係ですか？」



宇「うーん、良きライバルであり、良き親友であり、良きメンバーですね！」


「私は、大切な人ですね。自分よりも大切な存在ですね。」




イ「素敵ですね。そういうご関係憧れます！では、次なんですが、最近あったメンバーとの面白いことを教えていただきたいんですが」



宇「えっと、昨日メンバーで飲みに行ったら、にっしーが酔っ払って、嫌いなキュウリ食べちゃって、『誰が食べさせたんだ〜』って言ってたのが、面白かったです笑」




へー、もちろんその飲み会に私はいなかったけどね




「私は、この前の雑誌の撮影で、あた...真ちゃんとペアで、二人で写真を撮ってたら、急にひだ...だっちゃんが入ってきて、真ちゃんが『邪魔や！』ってだっちゃんに言って、だっちゃんがショボーンとしてたのが面白かったです笑」



全くの嘘だけどね。




イ「お二人ともいいお話をお持ちですね笑」

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