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３組へ入ると皆ザワザワしていた。
自分の席に着いた私は、周りがもう友達作りを始めていることに焦りを感じた。
人見知りな私は、どうしていいのか分からない。
あたふたしている私の前に誰か来た。
下を向いていた私が前を向くと
夏鈴｢初めまして。私は夏鈴！よろしくね。｣
A｢あっ、よろしくね！声掛けてくれてありがとう。｣
とても嬉しかった。
よかった、初日に友達もできて…
夏鈴｢たって挨拶しに来ちゃったけど…
私席右隣なの！可愛くてつい。。｣
お世辞でも可愛いと言われ、しかも隣なのにたって挨拶しに…
私は夏鈴ちゃんと仲良くなりたいと強く思った。
ガラガラ
少し会話が弾んだと思ったら、教室のドアがチャイムと同時に開いた。
？？『はい、席について〜』
担任であろう先生が入ってきたと思えば、
教室中がざわめいた。
なぜかと言うと…
高校受験の時から噂は聞いていた
有名なイケメン先生
中島健人先生だった。
教卓の前に立つと、
健人『今日から1年3組の担任になります
中島健人です。よろしくお願いします。』
教室に響き渡る爽やかな声とともに芸能時のようなオーラが感じられる。
夏鈴｢うわあ、すごくイケメンな先生だね。
ラッキーだね！Aちゃん！｣
小声で私にそう言ってくるけど…
私は……
イケメンとは思うけど、タイプではない。
A｢あぁ、そう……だね！はは〜｣
夏鈴ちゃんに合わせるように返すけど、
そんなにかっこいい……のかな？
女癖悪そう
そんな印象しか私にはなかった。
でも、まさかね…
まさか先生に…
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作者名：aika. | 作成日時：2018年10月28日 2時
