182話 ページ46
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sideトレフル
遅れて会議室へ到着する
診察室狭いってのに大人数で来やがって
だがまあそう簡単に会えると思ったらお門違いさ
身元を受け持った者として、俺にも守る権利ってのがあるからな
「初めまして。私はリハビリテーション科のベルナルド。本日はエリア01から遥々お越しくださりありがとうございます」
ノ「初めまして、ベルナルド先生。ノーマンです。こちらこそ、面会の承諾ありがとうございます」
「長旅でお疲れでしょう。わたくしの事は構わずどうぞ皆様おくつろぎください」
ノ「ありがとうございます。貴方はこの科の主治医で？」
「ええ。まあ主治医と言いましても08内の病院を慌ただしく駆けずり回っており留守にしている事が多いですが」
ノ「成程。その…助手の方がいらっしゃると聞いたのですが、彼はどちらに…」
「やっぱそっち気になっちゃう？」
ノ「！！…えっと」
「クク…お前らにとっちゃこんなクソつまんねぇ社交辞令はムダだよな。
発作とやらの治療法を考案したのは確かに俺の助手だ。が、今はここにゃいねえぜ」
エ「Aなの？」
…あ？
「ああ。俺の助手はAだ。身元も俺が引き受けた」
レ「Aには会えないのか？」
「……あー…受け答えによっちゃな」
ド「受け答えって…！」
「いや簡単な話さ。今疑問に思ったんだ」
ザ「今…？」
「そ。お前らAの事覚えてんの？」
ここでAの名が出てくることは妙だ
約束とやらじゃ全員忘れてるんじゃなかったのか？
レ「つい最近までは俺だけが覚えていたんだ。家族の中で唯一」
エ「ここに来る2週間前…位だったかな。皆、Aの夢を見たの。あっちの世界でAと一緒に過ごした夢を」
オ「それで全部思い出したんだ」
「へえ…医学的に見りゃ興味深いな。だが、なんだっけか……✕✕✕？って奴の仕業だろ、きっと」
エ「✕✕✕の事知ってるの？」
「あいつは何一つ忘れちゃいないからな。んじゃあそれだけだ」
ノ「えっ…？」
「俺からはそれだけ。思い出したんならあいつの傍にいてやるのはお前ら家族がいい」
ザ「やけにすんなりだな。てっきり…」
「聞きたいことなんざ山ほどあるさ。けどな、今はAに会わせてやるのが一番だと思ったんだ。…って事でA！今からそっち行くかんな！逃げんじゃねえぞ！！」
監視カメラに向かって叫ぶ
自分でもわかる
俺今、最高に悪い顔してる
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共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
