180話 ページ44
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sideレイ
時計の針は午前5時を指している
一睡も出来なかった
面会の返事は昨夜到着し、2週間後08に向かうこととなった
本当に、良かった
断られたらと思うとすごく不安だった
いや断られても乗り込んでたな
それともう一つ
もしかすると、Aも俺達のことを覚えていないかもしれない
俺達と過ごした時間を忘れてしまっているのは悲しい
それでも、それでも会いたい
皆忘れてしまっても、俺が全部覚えているから
そして願わくばもう一度……
……もう寝る気配もないし、起きていよ「レイ！！」
勢い良く扉が開く
「エマ…！まだ皆寝てんだぞ」
エ「ごめん！でも「「レイー！！」」えっ、あれ！？」
「なんでお前らこの時間に起きてんの！？」
ト「Aだ！俺の夢ん中にA出てきた！」
「えっ！？」
ラ「ハウスから出る前エマのとこに3人で行ったよな！」
「は！？」
ヴ「俺も！GPで戦ってる時にAが！」
ア「私は、薬学の本を渡された時の夢…！」
ジリ「ナイジェルとAとルーチェ倒したなあ」
ナ「鬼ごっこの夢見たんだ。A、絶対捕まんなくってさ…」
ナイ「レウウィスに攻撃された時、俺が手を引いたんだ…！」
ザ「懐かしいな…俺のおさがりあげた夢だったぜ」
ド「ママの部屋に侵入しよな！」
ギ「うん…！」
ノ「外で会おうって…言ってくれた」
なんで…なんで急に
それもこんな同時に…
エ「✕✕✕が…何かしたのかな」
「あ…」
エ「思い出のどこにもAがいるの…。ずっと忘れていたのに、思い出せなかったのに」
オ「起きた時、何故か涙が止まらなかった。でもそれは皆一緒だったみたいだ」
ジリ「バカみたい。なんでこんな大切なこと忘れてたんだろ」
ア「まだ私、Aに何も返せてないわ…！」
ラ「俺も！あいつの頭がなきゃ脱獄なんて夢物語だった」
ザ「あの時治療されなかったら死んでた」
ぺ「そりゃ俺もだ。あいつも大怪我だったのにな」
ナイ「あー…早く会いたいなあ」
嘘みたいだ……
ハウスにいた時のことも、旅をしている時のことも
今までの事、全部
「本当に…？……皆、全部思い出したのか？」
ノ「うん…！」
エ「思い出したよ、レイ」
視界が歪む
熱い涙がとめどなく溢れる
皆の記憶にAがいて
もう、誰からも忘れられていないんだ
「…そっか。そっかぁ……良かった……」
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共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
