170話 ページ33
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sideA
GFの地下にあったのは、金の水に浮いた島
マ「こんな所があるなんて、私ですら知らなかったわ…」
ヴ「GPの地下の池にそっくりだ。でも浮島に階段…？」
オ「ここは…」
ノ「話には聞いた事がある。ラートリー家が行き来や物資の運搬に使っていた通路…」
エ「この水を使って✕✕✕に約束履行の意志を伝える。それで無事人間の世界へ渡れる！」
ジ「伝えるってどうやって？また七つの壁に行くの？」
エ「ううん、それはね…」
フ「ごほうびは？」
………
フ「ごほうびは…大丈夫なんだよね？ごほうびっていうのがあるんでしょ？」
エ「私も、それは聞こうと思ってた。A」
『…何？』
エ「私達は、全員で人間の世界に行けるんだよね？」
『勿論だよ』
レ「本当に？お前だけ死んだり残ったり…そういうのないよな？」
『絶対ない。全ての人間は、誰も死なず残されず、生きて人間の世界に行く。僕も含めて』
エ「…じゃあご褒美が何か、教えて。私達は何を代償にして人間の世界に行けるの？」
『……』
ノ「まさか、何も無いわけないよね」
こういう時に限って、上手く言い逃れる方法が見当たらない
観念するかな…
『……僕の、力だよ』
エ・レ「！！」
ノ「力……？」
『どこをどう話せばいいか分からないんだけど…そうだね。僕には少し、特殊な力があって…
1つはたくさんの事物が視える力。過去とか未来とか…まあなんでも。
もう1つは僕の身体を強化する力。速く走れたりとか、高くジャンプ出来るとかね。
それでこの力は元から持っていたものじゃなくて、授かりものなんだ。鬼でも人でもない、なにかからの…
✕✕✕はその力をごほうびにしたんだ』
レ「…その、全部やるのか？」
…レイは、僕の
それはエマも然り
『……全部。全部渡す。なんだか僕がごほうびを貰ったみたいだけど』
レ「マジかよ…！」
エ「っ！！」
『皆には教えるに教えられなかったんだけど…僕、この力があったら皆と一緒に行けなかったんだよね』
ノ「えっ！？！？」
オ「ごほうびが提示されなかったらどうするつもりだったんだよ馬鹿…！！」
『ソンジュにあげようかな』
ソ「毒漬けを食う趣味はねえよ」
エ「ねえ、全部…本当に全部あげるんだよね。
それって、それってつまり…！」
『うん。僕、普通の人間になれるんだ』
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共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
