169話 ページ32
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sideA
投げたナイフは正確に急所を捕らえた
細胞が急速に蒸発していく
四肢がただれ、膝から崩れた
『気配を消していたようだけど、甘すぎるな』
鬼「おのれ…おのレェ…！肉風情が…！！」
「きゃあああああ！」
ナ「えっ鬼！？」
レ「！皆下がれ！！！」
皆散り散りに駆けていく
良かった、誰も傷ついてない…
マ「皆無事！！？」
「私、中の様子見てきます！！」
「私は外の子供を！」
あの図体からしてここの管理をしていたと想定できるな
鬼「認めぬ…認めヌぞ……私は…私ノ肉が……」
『お前の口に入る肉なんて、もうどこにもないよ』
鬼の半身が無くなったところで王兵が駆けつけてきた
だが奴らもまた鬼…警戒は解けない
『チッ…捉え損ねたな。王兵の雑魚が…』
ノ「A！！その傷…！」
『手っ取り早くナイフに毒をつけないといけなかった。確実に殺さないといけないから』
エ「危なかった…Aが居なかったら、近くにいた子供が殺されていたかもしれなかった……」
『執念深いというかなんというか…とにかく、皆無事でよかった』
ザ「手当をしよう。放置していると化膿してしまうからな」
レ「にしてもよく気付いたな」
『まだ鬼世界だから、何があってもおかしくないと思ってね…一応周りを視ていたんだ。
あ、エマ。その時ちょっと視えたんだけど…そろそろかな』
エ「？」
ム「エマ！！」
エ「ムジカ…！」
自動車…によく似たなにかでここまでやってきてくれたのはムジカとソンジュだった
鬼の世界にも機械工学が行き届いているのか…興味深いな
『って顔してるよ、レイ』
レ「うるせ…」
ム「これで自由よ。みんな本当にやり遂げた。すごいわ、おめでとう…」
エ「ううん。ムジカ達のおかげ。ムジカ達が助けてくれたから」
ジ「ムジカも良かったね」
イ「もう追われない。仲間が殺されることもない」
ム「ええ、ありがとう。みんなのおかげよ」
ソ「約束は？」
レ「今夜履行する」
ム「良かった。早い方がいいわ。
見届けさせて。友として、王として」
ラ「けどさ、約束の履行ってどこで何を…？」
エ「それは…GFの地下で！」
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共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
