158話 ページ19
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sideノーマン
そうか…GF
「そこならイヴェルクの管轄下。脱走者全てを女王一人に献上するのに他貴族達の目から隠しやすい…」
ハ「いやそんな場合ですか！？王兵2000ですよ！？」
ヴィ「誅伐兵のおよそ半数…」
王都襲撃時に城内で捌いた兵数のおよそ7倍…
あの時は鬼がいたけど、今はもうそのような勢力は無い…
オ「対するこっちは僅か10余人…」
それも手負い…それで救う？
それだけの兵に囚われた何百もの仲間を…
ギ「どうすれば…」
本当に救えるのか？
僕に、勝ち目はあるのか？
『行こうよ』
…！
『助けに行く以外の道なんてない。進むしかないのに、迷うことなんてあるの？』
そう呟いた彼の瞳は
燃えるように、覚悟を決めたように、
我らを導く光のように、暗闇で煌めいた
エ「…そうだよ。行かなきゃ、助けなきゃ。
私は、家族みんなで人間の世界に行きたい…！
行こう、GFへ。みんなを助けに行こう｣
ヴィ「しかしそれをどうやって…何か策が？」
『ある？』
エ「ない！だからそこら辺今から考えよう！」
ド「ハハハッお前らそういうとこあるよなぁ」
『「出来ない」より「出来る」って方が思考の入り良くない？』
エ「うん！絶対そっちの方がいい！
みんな世界を変えてきた。檻の中に生まれたちっぽけな私達が、世界をここまで変えてきたんだ。
そしてあと一歩、私達はもうあと一歩まで来てるんだよ！」
『でかい敵がどうした。上等ってもんでしょ。
出来るよ、僕達なら。だから信じて考えよう』
なんだ…何を思い詰めていたんだ
僕達なら、みんながいれば
「フッ…フフ…ハハ、アハハハハ」
ハ「ボス！？」
「なんか出来るような気がしちゃうな」
ジリ「確かに…！」
ナイ「現に今んとこ全部叶えてきてるしな」
レ「失敗だっていっぱいあった…後悔だって…でもそれを恐れてちゃ見えるもんも見えねぇよな」
ド「おう！」
ヴィ「これから殺すならまだ全員生きている」
ギ「2000の鬼…ラートリー家…確かに正面から挑まなきゃいいのよね」
ド「GFならミネルヴァさんがくれたデータに設計図あったよな」
ザ「狙うはGF到着後…」
ジリ「侵入しますか！」
エ「決まり！」
ああそうか…
みんなはこうやって、ここまで来たんだね
思い出した、この感覚
弱くていい
一人じゃない
だから
エ「泣いても笑ってもこれが最後
行こう！家族が待ってる！！！」
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共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
