152話 ページ13
*
sideA
あいつは
鬼なのか
鬼と、形容していいのか
レ「こいつ…触れるもの手当り次第捕まえて食ってるぞ！！」
ヴィ「馬鹿な…！毒で汚染した鬼の死体を構い無しに…！！」
『毒と補給による形質変化で細胞が完全にバグったね。気を付けないと、簡単に死ねるよ』
ノ「A…Aの腕が…」
土壇場で全く切り替えができないノーマンの頬を容赦なく引っ叩く
『死んだ様な顔するな馬鹿！バケモノ相手に腕半分で済んだだけマシに思え！はい！状況報告！』
ノ「あ、はい…！えと…か、核は破壊した…ちゃんと。間違いなく！この目で確認したんだ…！！」
『成程。…あいつ、核が二つあるな』
エ「！？」
知ってる…知ってるぞ、あれは
あの女王は
記憶でみた
『レグラヴァリマか…！』
ノ「…ヴィンセント、シスロ達を連れて先にアジトへ戻ってくれ」
ヴィ「ボスは！？」
ノ「ザジと残る。女王を何とかしたらすぐ追いかける！」
ヴィ「しかしそれでは！」
ノ「ここは危ない！早く…！頼む！！」
ヴィ「…わかった！！」
やっぱり女王は違うな
？「ぐ…ギ………げ…」
レ「！
来るぞ！！」
襲ってくる腕を切り刻んでいく
一つ一つは、とても脆い
「エマ、レイ、ノーマン、A。お久しぶり」
突然、聞き慣れた声がした
レ「えっ」
エ「何、これ」
シスター・クローネの、頭…？
『なんで、喋って』
「おのれ女王」
『！』
「陛下」
「ギーラン様ァ」
「父上、母上」
「エマ」
「レイ」
「ノーマン」
「A」
大きな体は、全て頭で形成されていた
これ、全部
これまでに食べた…
ノ「…あ」
巨体は殻となり
二つに
割れて
『何、あれ』
ノ「顔が…ない」
怪物を、蛹からかえした
女王「あなうれしや。揃うておる。目を覚ましたら目の前に。最高級GF第3飼育場特上4匹。
うれしや。あやつの言う通り。お前達は皆生きていた。
赦そう。我が都への攻撃も。我が臣下たちへの攻撃も。妾への攻撃も。
Λの食用児もGFの脱走者も。皆妾の手に戻る。
皆妾が
食らうのだ」
『ザジ！！』
ザジが間一髪で縦に切り裂いたのも
瞬く間に細胞分裂により蘇る
速い
速すぎる
ノ「ザジ！！！」
女王「アハハハハッアハハハ、ハハ」
…完全で、最悪
女王「撃つか？63194。81194」
姿を歪ませた、？
あれ、
なんで
身体が、
『あっ』
女王「良い子じゃ」
死の、匂いが
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
共感性羞恥(プロフ) - レイ落ちの沼にハマった者さん» この作品に足を止めて頂きありがとうございます。いかに設定を詰め込むかに命をかけていたので、このようにご好評いただけること、大変嬉しく思います。 (4月19日 9時) (
レス) id: 4b1c35e127 (このIDを非表示/違反報告)
レイ落ちの沼にハマった者 - バイオレットフィズ、個人的には約ネバ原作より好きです。バイオレットフィズのカクテル言葉が『私を覚えていて』というのと目の色の変化がレイへの感情の変化を表しているのが好きです。というか最後のレイと主人公の告白&絡み最高に好きです。ありがとうございました (4月13日 9時) (レス) @page50 id: c0fda8e93e (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 大阪谷さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間をこの作品に割いてくださったことに感謝の舞です。 (3月17日 10時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
大阪谷 - 面白すぎてイッキ読みしちゃいました！完結おめでとうございます💐 (3月16日 16時) (レス) @page50 id: 382b1b8271 (このIDを非表示/違反報告)
共感性羞恥(プロフ) - 青現さん» ありがとうございます。初めましての作品ということもあり拙い文章にはなってしまいましたが、何とか完結に至る事が出来ました。貴方様に出会えたこと、大変嬉しく思います。ここまで応援してくださり本当にありがとうございました。 (3月16日 9時) (レス) id: 8adc0e19cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：共感性羞恥 | 作成日時：2024年1月28日 14時
