第60話ローグタウン４『海軍大佐』 ページ13
『……てゆーか、ここは何処で私は何故ここに居るんです？』
自身に沢山付いている点滴のチューブをヒラヒラとさせながら聞くA。本当に記憶喪失なのか…………
ｽﾓｰｶｰ｢あァ？...あぁ。それはお前が海で溺れていたからだ。｣
｢し、しかも...りゅうの姿で..……突然人間になったから私っ！もう驚いてしまって……｣
真剣な表情は崩れないまま淡々と説明してくれる２人。
『…………成程。それで助けてくれて此処は海軍基地なんですね。……って、、え？うそっ！？海軍基地ィィィ〜〜〜!?!?!!!』
今度はoneオクターブ高音の絶叫が海軍基地中に響いた。
『えっちょ！；；武器向けるの止めて？私、何にもしてないよね？！？！』
ジャキッ、とAには刀と十手が向けられていた。
ｽﾓｰｶｰ｢何もしていない奴が何故海軍基地と聞いて慌てやがる？｣
正論を言われて何も言い返せないA。考えれば、海軍が正義で海賊が悪だと言われている今日この頃なのだ。
『ご、ごめんなさい！！お、おじ、おじいちゃんを思い出してしまってつい……』
それに反応したスモーカー。
ｽﾓｰｶｰ｢ほぅ。じゃあそのてめェの言う｢おじいちゃん｣とは何処のどいつだ？｣
そして、そこで何故かニヤ、と不敵に且つ自慢げに笑うA。スモーカーの眉間のシワは減るどころか寧ろ増えていく。
『海軍本部中将ガープじいちゃんですけど、？あれ？知らなかった...？』
目を大きく見開く２人。
ｽﾓｰｶｰ｢……ウソだろ……？｣
｢……そんなっ…………｣
『ま、まぁ、そんなどうでもいい事は置いといて。ほんとにありがとうございました！！私、旅をしているんですけど遭難してしまって...私、悪魔の実の能力者なんですよ。』
驚いて動かない2人を見兼ねたAが話を進める。
｢あぁ……だから海で溺れていたんですね…｣
ｽﾓｰｶｰ｢アレはどうでもいい事なのか…………｣
ポカーンとしていてAのペースに呑まれていく２人。
ぐーー〜〜〜……
｢『……………………』｣
『……お腹空いた…………///』
みるみる耳まで真っ赤になっていくA。
ｽﾓｰｶｰ｢フッ……おい！たしぎ！！コイツを案内してやれ！｣
ﾀｼｷﾞ｢ふふっ…………はい！喜んで！｣
『(恥ずかしいよ…………///)』
第61話ローグタウン５『たしぎちゃん』→←第59話ローグタウン３『顔面凶器』
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Rinrin(プロフ) - Rirykaさん» ありがとうございますっ！続き頑張りますっ！ (2017年9月3日 10時) (
レス) id: 496abde9e0 (このIDを非表示/違反報告)
Riryka(プロフ) - Rinrinさんっ！続編読ませていただきましたっ！めっちゃ気になりますっ！頑張ってくださいっ！ (2017年9月3日 10時) (レス) id: 342d566b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rinrin x他1人 | 作成日時：2017年8月3日 0時
