나의 평생 (ページ22)

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side_MK

"自分がもし、彼女と同じ立場だったら？"

こんなこと、この8年で何度考えただろう。

そうであればいいのに、でもそうであったら俺たちは出会えてないし、彼女は俺のこと好きになってない。

いつまで考えたって自分が欲しい答えは見つかるわけがないって頭では理解しているはずなのに。

『まく！』

MK「あーほんと、いやエギ、オッパだから、俺」

『日本では、まあくって伸ばすけどさ、まくって可愛いんだもん』

MK「あ〜、うん。かわいいよ。」

正直本当に意味わかんないけど可愛い。

Aの全部が可愛い。

ちょっとだけグレーゾーンなこと言ったり書いて見せたりすると慌てて黙らせようとしてくるのも最近可愛くて困る。

多分Aは自分の片割れのヌナに言ったんだろうな、ロンジュニに控えろって笑われながら言われたし。

不安で、怖くて、前しか見ちゃダメだって、自分を見失うんじゃないかって思ってた時。

言葉にしがたいこの分からない感情で溢れそうだった時。

『これからずっと、永遠に、まーくさんだけ見て、愛して、応援します！』

世界のどこかに運命の人が存在するんだとしたら

オレの運命の人は完全にAだと思った。

きっとお互い世の中の色んな嫌なことを知って成長して大人になってしまった今

こんなこと言ってもAは半分嬉しそうに、半分苦しそうに笑うだけなんだろうな。

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