最近炭治郎の様子がおかしい件について 2 (ページ7)

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宇髄さん編ページ7

それから話は進み私は宇髄さんの補佐として三人とは別に行動することとなり

宇髄さんと共に三人を送り届けた後町の様子を偵察していたのだが…

｢ふっ…くふふｯｯ…｣

｢おい、いつまで笑ってんだ｣

宇髄さんの呆れたような声がする

｢いやだって、あの三人の化粧はないでしょう｣

いまだに笑いを抑えるのに必死になりながら答える

｢ったく…お前ら四人の中で一番まともに使えそうなのがお前くらいだってのに

あの野郎、邪魔しやがって…｣

そう、唯一女だった私が宇髄さんに付いているのには理由がある

それは、数時間前に遡る

…

｢ダメです!!!!!絶対にだめです！｣

炭治郎がこれでもかというほどの声量で宇髄さんに詰め寄る

その声に宇髄さんは煩わしそうに手でシッシとやるような手振りで炭治郎を引き離す

｢ダァーッうるせぇ！！しょうがねぇだろ！こいつしか女がいねぇんだからよ！｣

事の発端は宇髄さんが私達に遊郭とはなんたるかを教えてくれたことにあった

それを聞き善逸は元から知っていたようでキャーッと、乙女のような反応をし

伊之助はまだ分からないという風に頭を捻らせた後興味をなくしたようにお菓子に食らいついていた

そして肝心の炭治郎はというと

｢嫁入り前の娘にそんな事させられません！｣

といったように抗議をしていた