最近炭治郎の様子がおかしい件について 2 (ページ4)

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宇髄さん編ページ4

私が胸倉を掴まれたまま話は進む

｢俺は山の王だ、よろしくな祭りの神｣

伊之助がエッヘンとしながら告げる

あ、伊之助、お前も筋肉ダルマ先輩と同じ分類なんだね

確かに君も筋肉だしね

｢何言ってんだお前…気持ち悪い奴だな｣

あ、同族嫌悪ですかなるほど

｢筋肉ダルマ先輩、その言葉そっくりそのまま自分にかえってきてますよ？｣

｢あんだとてめぇ!!｣

今度は掴まれていた胸倉を空中でぐるんぐるんと振り回された

｢あばばばば、酔う！酔う！｣

｢うるっせー！｣

随分と回された後にようやく落ち着いたのか振り回すことはやめてくれた

だがまだ胸倉は掴まれたままだ

｢花街までの道のりの途中に藤の家があるからそこで準備を整える、ついて来い｣

筋肉ダルマ先輩はそういうと私の胸倉をﾞ掴んだままﾞ目にも止まらぬ速さで移動した

｢あああああ!!!!!筋肉ダルマこの野郎ォォオ!!!!!｣

私は先程振り回されたばかりの為吐きそうなのを抑えながら必死に叫ぶと

豆粒位にしか見えないほど遠くにいる炭治郎から

｢Aーー!!女の子がそんな汚い言葉を使ってはダメだーー!!｣

と言われた

｢あああああ!!!!!地獄耳ィィイ!!!!｣

耳が良いのは善逸だけで充分だろ！

だがそんな私の気持ちも虚しく先程の発言の性で今度は振り回されながらの移動という特典が着いた

よし、もしも吐くならこの筋肉ダルマの顔面に吐いてやろう