今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:12,427 hit
小｜中｜大
13 ページ13
亮side
もし…
もし、空を自由に飛べたら。
他の誰かを探して真面目に付き合ったりしてたんかな？
それは違う。
今でもアイツのこと思ってる。
ずっと…
そのはずやねん。
やけど、心のどっかに穴が開いてて。
崩れかけのピラミッドを何とか保つためには別の砂が必要で。
流れ出て地面に溶けてった砂は探すのに膨大な時間がかかる。
こんな一億人越えてるようなところに流れ出てったアイツを見つけるのはめっちゃむずいから。
こうやって別の何かで…別の女で穴埋めて。
今でも夢に出てくるあの日のこと。
亮「離れんといてな？」
…そう言ってアイツの目ぇ盗んで買ったネックレス。
ちょっとでも何かで繋がってないと不安になる思って。
でも現実は、そんなネックレス１つで繋ぎ止めておくことなんか出来んかった。
…まだ持ってたりせぇへんかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*ころん* | 作成日時：2018年12月4日 22時
