関西クイーン 【 ちはやふる 】

・ 転校生 ページ4

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先生の後ろを 見失わない様についていく 。


あ .. やばい .. 緊張してきた




やっぱり あれだよね 、自己紹介とかしないといけないよね ..




私はもともと 人前で目立つのが得意ではない 、

皆の前で発表なんて地獄だと思ってる 。





でも .. カルタや演劇だけは違う

唯一 、私を表す事のできる事だ 。





そんな事をゴチャゴチャ考えている内に

私の新しいクラス 、2年1組についた 。





先 「 私が名前を呼んだら中に入ってきてね 」

「 は 、はい 」




教室の中で ガヤガヤと話している声が聞こえる 。

あの中にはいるのか ..




でも大丈夫 。

大会より人は少ないし .. 勝ち負けがある訳でもないし ！




中では 先生が転校生 、つまり私の事を話している声が聞こえる 。


てことはもう そろそろだよね ..




先 「 瀬王さん 入ってきてちょうだい 」



と 、とうとう 呼ばれた ..


でも大丈夫
自信をもって 、第一印象を良くしないと ..


扉に手をかけると 大きく深呼吸をして 、扉を開いた 。





先 「 今日から 瑞沢高校で皆と生活を共にする 、瀬王さんです 」


「 瀬王 Aと言います 。

大阪からきました 、わからない事だらけなので 色々と教えてくれると嬉しいです 」





ぎこちなく 笑みを浮かべると 1人の男子が



男 「 美人転校生きたあああああああ 」



と叫び 、クラスの人はその男子をつっこんだりと

クラスの緊張感もとけた 。




先 「 はいはい 静かに 。 これから 質問時間をとります 」



男 「 はいはいはーい ！ 彼氏いますか ！ 」


「 い 、いないです ！ 」



女 「 好きな食べ物はなんですか ー ？ 」


「 甘い物が好きです 、特に飴とかグミとか .. 」



男2 「 趣味はなんですか ？ 」


「 演劇です 、



それと .. 競技カルタは特技でもあり 趣味の内の一つです 」






この時

私は知らなかった 。



まさか カルタ部の部長さん

真島太一が同じクラスだったなんて ..




それから カルタ部からのストーカー行為は始まりました 。

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