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ーその頃、フリーズ村にてー
ー視点無しー
村長「貴方達、なにか御用ですか?」
キバナ「この辺りで赤髪の奴、または黄緑髪の奴見なかったか?」
村長「ああ、それなら・・・先程、ダイ木の丘の方で見かけましたよ」
ルリナ「それって何処?」
村長「ええっとですね・・・」
すると村長は大きな木の見える方を指さした。
村長「あの大きな木が見えるでしょう?彼処ですよ」
サイトウ「ありがとうございます。あと、豊穣の王について聞きたいのですが」
村長「豊穣の王について、ですか。・・・あの方はこのフリーズ村を救ってくれた英雄のような存在でした。それで私達は、豊穣の王に捧げ物をするようになりました」
オニオン「ところが、数年前から現れなくなったんですよね?」
村長「はい。豊穣の王は・・・数年前から突如姿を現さなくなったのです。それの影響で作物もできなくなりました」
キバナ「なにか原因とか解らねぇのか?」
村長「さぁ?解りません。そして、豊穣の王が現れなくなってからだんだんと、豊穣の王を崇拝する者が少なくなっていましたし」
オニオン「・・・あの、皆さん」
カブ「言いたい事は解るよ、オニオン君・・・村長さん」
村長「なんでしょう?」
カブ「私達が、豊穣の王を探して、理由を聞いてみるよ」
村長「なんと!それはありがたい!助かります!」
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