〈浅沼晋太郎〉クールな兄に愛され過ぎてマジで困ってます。

§16→逢坂くんとMC担当 ページ17

『まさか逢坂くんと一緒にMC出来るなんて！』


「ね！僕もAちゃんと共演出来て嬉しいよ」


来月放送開始の声優のバラエティ番組で逢坂くんとMCを担当する事に。


逢坂くんとは仲良いしいろんなアニメ共演してるので接しやすくて安心。


「来週から収録開始だよね？」


『うん！そうだよ！』


「来週からよろしくねAちゃん」


『こちらこそよろしくね』


「じゃ、今から収録あるから行くね。またね！」


逢坂くんは収録があるため会議室前で別れた。


「Aちゃん、逢坂良太くんと仲良かったっけ？」


『最初は話してなかったけど…でも歳も近いしいろいろ話してたら仲良くなったんだ！』


「そうなのね！晋太郎さんとも仲良かったよね」


『あー、お兄ちゃんとも仲良い気がする！』


逢坂くんと基本誰とも仲が良く慕われている。


私もいつかそんな様になりたいな。


ファンからもすごく人気あるし………羨ましいよ。


『じゃ、楽屋戻ってお兄ちゃんに自慢しちゃお〜』


「そうね」


気持ちが昂っているのかとてもMCの事を更に自慢したくなった。


帰ったらお兄ちゃん居るはず！


さぁ！戻るぞっ！！


ルンルン気分でスキップしながら戻る私の姿にマネジャーは思わず笑った。


「……やっぱりおかしいね、この兄妹は」


マネジャーは私の後ろ姿を見て言ったのだった。

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