諦めの悪さは世界一 ページ35
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｢冬木で右も左も分からないまま焼け野原で死んだリツカもいる。
反転した聖女の力に為す術なく焼け死んだリツカも｣
｢ヘラクレスの力にねじ伏せられ、
ロンドンでジャックザリッパーに切り刻まれ｣
｢クーフーリンオルタに突き殺されたのも
ガウェインのギフトを前に手も足も出ず焼かれたことも｣
｢バビロニアでは魔力の枯渇に耐えきれず徐々に壊死して死んだリツカも｣
｢みんな正真正銘、敵も味方も命を懸けた戦いをしているのに"コンティニュー"なんて出来るわけないだろ？｣
それはいつかのリツカが残した言葉
枝分かれした藤丸立香と言う人物のIF
それは大樹のように太く幅を広げ分かれる
────
｢おれは人理を守れなかった藤丸立香の残りカスみたいなものだ｣
｢本来なら他のリツカたちと同じく焼き尽くされる運命だった｣
｢自我は煙のように薄れて
身体は鉛のように動かくなって
等々死ぬんだなって諦めたとき
彼女が手を伸ばしてくれた
おれを助けてくれる代わりに私に力を貸してくださいって｣
｢勿論即答した｣
｢こんなおれでももう一度力になれるなら･･･
今度こそは守ってみせる｣
｢おれは他のリツカ以上に諦めは苦手だったんだ。でもその諦めの悪さが今ここで役に立つことになるとはね｣
｢はい、貴方の諦めの悪さは一番私がよく知っています。｣
｢それは恥ずかしいなぁ｣
それは長年連れ添ってきた夫婦
僕達の前に突然現れた黒いローブを纏った二人は昔話に花を咲かせているようにも見える
｢あ･･･貴方達は何者なん、ですか｣
隣には敵のアジトがあり緊張感のあまり口が上手く回らない
｢あっ、忘れてた！ごめんね
おれの名前は藤丸立香！君たちのクラスにいる藤丸Aのお兄ちゃんなんだけど･･･｣
その名前を聞いた瞬間、違和感が走った
僕達のクラスにフジマルと言う苗字の人はいない
いないはずだけど、なんだろう･･･モヤモヤする
｢思い出せないことを嘆いたりはしないでください。皆さんには魔術が掛かっているので思い出せなくて当たり前なんです｣
｢あぁ、そうだった！すっかり忘れてたよ
これはAがみんなの元に戻ってくる前に終わらせないといけなさそうだね
てことで！キャスニキお願いします！｣
──────
遅くなってすみませんでした！
ほかの小説のネタに走り過ぎました･･･
もう一つ小説あげる予定です･･･
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なのは(プロフ) - 更新楽しみです！ (2019年12月19日 0時) (
レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
尼狩(プロフ) - ゆきちゃんだぞさん» ありがとうございます！ (2019年3月21日 14時) (レス) id: cf6eab2de1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃんだぞ - ＦＧＯとヒ口アカのク口スオ−バ−大好きです！！とっても面白いです。がんばってください！！！ (2019年3月18日 12時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：尼狩 | 作成日時：2018年7月20日 19時
