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涼「うん。もちろんそれもわかってる。けど、俺はAちゃんのそばにいたい。


Aちゃんが俺のこと好きにならなかったら、それはただ俺の努力が足りなかっただけ。


でも、付き合う前から・・・、


Aちゃんが俺のことを好きになる可能性があるのに付き合わないのはいやだ。」






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見つめ合う私たちを照らすきれいで大きな花火。



バーンと花火が打ちあがる音が聞こえないくらい、涼介くんの声に引き込まれる。







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不意に思い出した夜のこと。




まだそんなにときが経っていないからか、抱きしめられた感覚が鮮明に蘇る。






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涼「すごくわがままだってわかってる。けど、俺はAちゃんと一緒にいたいから!


それでも、だめですか?」






「・・・私でよければ。」






涼「やったー!」






「だけど、私は侑李が好きだから、涼介くんの思い通りにいかないこともたくさんあると思う。


辛い思いもたくさんさせちゃうと思う。それでもいい?」






涼「もちろん!やった!ありがとう!Aちゃんのこと、幸せにする!」






「ありがとう。」






涼「知念のこと、忘れさせてあげる。」






「うん。これからよろしくね。」






涼「うん!」









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作者名:悠華 | 作成日時:2019年12月2日 18時

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