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おまけ ページ26

知念 side






友「やっとだねー。」





「そうだね。すんごい手強かったからねー。」





友「えっ、そんなに?」





「うん。だって僕、初恋にして、片思い歴7,8年だよ?」





友「うわぁ、そんなに・・・。よく我慢できたね。」





「ほんとだよ。これだからAは・・・。」





友「ご愁傷さまです。」





「こらっ!これから結婚式なんだからそんなこと言わない!!」





友「ごめ〜ん・・・ほら、きみの婚約者がお怒りだよ?」





「あっ!・・・ホントだ。僕なんかしたっけ?」





友「妬いちゃったんじゃない?私達が仲良くしてるから。」





「もうっ!かわいいなー♡・・・A♡」





A「ん?」





「『ん?』じゃないでしょ!・・・ほーらー。そんなにぷりぷりしないで。


今日、結婚式でしょ?」





A「早速浮気してるのはそっちでしょ?」





「妬いちゃったの?」





A「妬くも何も、そんなことされて、『俺のAに、何した?』ちょっ、涼介!!」





「”俺の”って何?”僕の”なんですけど。今日から『知念』だよ?」





涼「あっそ。・・・で?だから俺が奪っちゃいけねーとでも言いたいの?


知ってるよな、俺らが付き合ってたこと。」





友「あっじゃあ、あなたがあの(・・)山田涼介ですか?」





涼「きみ誰?悪いんだけど、俺、A以外に興味ないから。」





友「聞いていた通りAが大好きなんですね。私もA以外には興味ないです。


ちなみにAの友人なので以後お見知りおきを。」









意外に僕の敵って周りにいっぱいいるんだね。なのにみんなよく来てくれたよね。









涼「あっそ。じゃあ俺は語ったし、


そこら辺でイチャイチャしてる二人は置いといて、俺と遊ぼ?」









誰が遊ばせるか!!









A「わ、たしは、そんな・・・涼介、どうしちゃったの?」









それ普通、彼氏に言う言葉だよね。





なんで夫の目の前でそんなセリフを他の男に向かって言っちゃってんの?









涼「お前こそ、あんな奴のどこ見てたんだよ。」





A「全部・・・のはずだったんだけど、わかんない。」









そこは言い切れ!





っていうかさ、こんな話を普通夫の前でするかな?



結構あるあるなのは影でコソコソだよね。





.

・→←あとがき


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆


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作者名:悠華 | 作成日時:2019年12月2日 18時

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