美人な子 ページ18
知念 said
今頃二人は幸せになってるかな?そうだといい。
僕はさんざん彼らの邪魔をしちゃったから。
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『二人がくっついてほしい』なんて願ってるわけじゃない。ただ幸せになってほしいだけ。
でも、今でも好きだから、そんなことを心から祝福なんてできないけど・・・・。
もう結婚とか、したのかな・・・?
.
.
尾「_______知念・・・・知念?
あっ!さてはお前、まーたあの例の女の子のこと考えてたな?」
「ばっ!違うって!」
尾「その反応、怪しい・・・。」
雄「例の女の子って・・・知念、まだお前その子のこと考えてんのか?
そろそろ新しい恋しようぜ。」
尾「そういえば聞いた?
俺らの大学、チョー美人な子いるらしいぞ!しかも同じ学年で同じ学部。」
雄「マジ?後で見に行かね?」
尾「おー行こーぜ!知念、お前はどうする?」
「僕はパス。」
尾「長年の片思いだもんなー。かんたんに割り切れねーよなー。
まーでも、その子彼氏いるんだろ?『涼介』とかいうやつ。」
「うん。多分だけど。」
尾「なら切り替えたほうがいいぞ。ほらお前、モテるじゃん。」
雄「そういえばこいつ、この間告白されてたぞ。」
「見てたの?」
尾「うわぁー。」
「見てたんなら助けてくれればよかったのに。」
雄「助けるってお前を?馬鹿言うなよ。告白だろ?
女の子がせっかく勇気振り絞って告白してくれてんのに、邪魔しろって言うのか?」
「ほんと、雄大は女の子を大切にするよね。」
雄「あったりめーだろ?」
「その喋り方もさー、雄大って中身全部5才児だよね。」
尾「お前は相変わらず毒舌だなー。
5才児ってわかってんなら言うなよ。雄大、泣いちゃうだろ?」
雄「お前らー!!」
「だって事実じゃん。」
雄「普通に言うなよ!尾崎!とりあえず後で集合な!」
尾「おう!」
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作者名:悠華 | 作成日時:2019年12月2日 18時