アルビノ少女とシェアハウス。

最終登校 ページ2

Aside


教室前に近づく。

フードは健在。

ふと左側から衝撃を感じる。

『ぅ…』

あぁ…殴られたんだ

「あんた…あのましゅまろなの？」

『え…？』

「そうなのねェ!？あんたなんかが！有名な歌い手だなんてあり得ない！」

どんどん殴る人数が増えていく。

キンコンカンコン♪

「っち……お前もう来んな！」

「お前なんか…」

ああもう…それ以上言わないで…

「お前なんか…”消えろよ！”」

ああ…ここでの存在価値はない。

言い捨てて教室に入ってく奴等。

『も…やだ…助けて…』

あまりにも辛くて思わず漏れる声。

そんな弱々しい声は誰の耳に届くこともなく消え去った









“さよなら…学校”




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いきなりのシリアスすみません

”存在価値”→←せってー

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