ありきたりなラブストーリーを、君と。S.S (ページ3)

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Aside

「咲愛～ごめん！！( ´＞ω＜)人また寝坊しちゃって…」

最寄り駅の前で私を待つのは、小学校からの親友であり、私の1番の理解者である、三池咲愛。

咲愛「ほんとにもぉ！これで何回目？！今日、入学式なんだよ？！華のJKデビューなんだよ？！」

わかっている。なんてったって今日という日をどれだけ待ち望んでいたか…。
今度こそは絶対、私だけのキラキラな王子様に出会うんだから！なんて思っていた。

「だってさ、聞いてよぉ………前日に何度も目覚ましセットしたか確認して寝たのに、朝起きたら止まってて…鳴らなかったのぉ泣」

と、まぁいつもの如く言い訳タイムに突入(笑)
咲愛ももう聞きあきたらしく、「もうわかったわかった」なんて冷たくあしらわれた(笑)

そんなこんなで(どんな？笑)
気づけば目の前には憧れの高校。
門には沢山の人だかり(主に女子)。

咲愛「なんか初日から騒がしいね(笑)」

「それなぁ…なんなのよ、一体…」←

若干キレつつも、その人だかりの中心に立つ人物を遠目から見てみる。と………

「はぁ………もぉー泣またぁ？、」

咲愛「相変わらずだね(笑)」

2人の男の子。そのうちの一人、1番女子の注目を集めてる背の高ーい王子のよu…((やっぱやーめた(笑)

『健人せんぱぁーい！』
『きゃ～～～♡』

おい、ふざけんな…
また……………………………………あ。
やば、い。

咲愛「A？ちょ、こっち来てるけど？(笑)どうすんの？あ、、まさk…((「咲愛！ダッシュ！！」

あの真ん中の人と目が…………

健人「A～(っ´＞ω＜))ω-`)ｷﾞｭｯ♡」

さ・い・あ・く♡

咲愛「あー。」

風磨「あー。」

健人「会いたかったよぉ～♡」

「お兄！離してよ！！」

健人「やぁだ♡」

( º言º)ｲﾗｯ

健人「あーっ！ってかさてかさ！Aの寝顔天使みたいで可愛すぎて目覚まし止めちゃった♡((ﾃﾍｯ」

……(💢 ﾟДﾟ)ｱｧ?

あんたかい、私の目覚ましを止めたのは…

まだまだ女子の歓声が響く正門付近。

私は叫ぶ、

「健人のバカぁーーー！！」

実は私の兄は、、

健人「え、待ってどうしよっ……菊池！」

風磨「あ？」

健人「俺の妹…………可愛すぎるぅーー！♡」

風磨「はぁ………(笑)」

極度のシスコンなのである。
そして、そんな兄のせいで私には彼氏が出来たことがない。

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4人は幼なじみという設定です。