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Aside
窓から差す太陽の光。
既に明るくなった外をカーテンを開けて覗く。
いい天気だなぁなんて思いながらまだ半開きな目を擦り、近くに置いた目覚まし時計に目を移した。
“7:20 AM”
………は?(笑)
なんで?(笑)
もう1回…………
“7:21 AM”
え……………………えぇぇぇぇぇぇっ?!
おかしい……おかしいおかしいおかしいっ!!
昨日ちゃんと目覚ましセットしたのに!6:30に起きれるようにセットしたのに!!なんで…なんで消えてるの?!
目覚ましのスイッチはOFFになっていて、、
お察しの通り、私は高校生活初日の朝にして“寝坊”してしまいました。泣
というわけで、待たせている親友のためにも早く準備しなければ……
着替えて荷物を背負って1階へと降りる。
そしてキッチンにいるママに一言
「なんで起こしてくれなかったのっ?!」←おい(笑)
文句言っちゃった…許して?(笑)
そんなあたふたな私を見てもマイペースな母は、朝ごはんの準備をしながら、
母「おっかしいなぁ(笑)健人に声掛けてきてってお願いしたんだけど……なんでかしら?(笑)」
なんて言ってる。
は?お兄、起こしに来なかったけど?
「ってかお兄は?」
母「もう学校行ったわよ〜なんかやることあるんだって」
「はぁ…そう。」
私の兄は、今日から私が通うことになる高校に通う3年生。
そして、、、、
「んじゃ、ママ行ってきまーす!」
母「行ってらっしゃい」
もう1つ、重大なことがあるんです。
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作者名:Sexy Nonno | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/monaj/
作成日時:2021年6月7日 1時