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(貴方side)
体育祭を目前に控え、各競技ごとに分かれ絶賛練習中。
組んだ人の中で一番背が低いということで騎馬戦の騎手をすることになった。
「内田ちゃんやば！」
「ポッキリいきそうだわ」
「ほんとそれ」
「え、やばい？ポッキリ？？」
私を支えてくれている3人はよく分からないことを話している。
いつの間にか江藤さんは、内田ちゃん呼びに変わっていた。
「内田ちゃん、不安定だったりしない？」
「全然大丈夫！」
「よかった〜じゃあこの調_____
「内田さーん、お呼びがかかってるよ〜」
え、呼び出し？
先生に目をつけられそうなことやったっけ…
心当たりが見当たらないことに不安を感じながらも下ろしてもらう。
「ごめん。ちょっと行ってくるね」
「……うん。いってらっしゃい」
手を振ってくれている江藤さんに手を振り返しながらなるべく急いで呼び出した人がいるであろう方に行ってみる。
……私、誰に呼ばれてるの？
やば、聞いてなかった
１人その場でポカンとしていたら背後からポンポンと軽く肩を叩かれた。
「よっ、内田」
「宮永君？」
振り返ってみると片手を上げニッと笑った宮永君がいた。
「ごめんな、呼び出して」
「多分大丈夫だよ」
「同じクラスだし、クラスで話せるっちゃ話せるけど今聞こうと思って」
「なにを？」
「…あ、のさ。……連絡先とか、教えてくんね？」
「連絡先？私の？」
「…おう。………あ、いや、補習のときとか話したし、同じクラスだし、……親睦も兼ねて、さ」
特に何も考えず、了承の返事を出そうとしたとき。
『そいつと連絡先交換とかしちゃダメだから』
脳内で再生された、彼の言葉。
彼が柴崎君と殴り合いの喧嘩をして帰ってきたとき、何故か宮永君の話になり、言っていた言葉。
それを思い出し、出すはずだった言葉が止まる。
代わりに出てきたのは
「えーっと……んーー…」
曖昧な言葉と、引きつった笑顔だった。
……どうしよう
「……っあー、ごめん。今の話、忘れて。…俺、もう行くわ」
どうすべきか迷っていた間に宮永君はそう言うと、混合リレーの人たちが集まっている方に走っていった。
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あーー(プロフ) - ハリネコさん» 朔藍です。宮永はまだまだ出します！他のオリキャラも（作者の気が変わらなければ（笑））これからも読んでいただけると嬉しいです！！ (2022年1月26日 23時) (
レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
ハリネコ(プロフ) - あーーさん» やっぱ面白かったです！あ、これ私の本アカです。宮永キー人物だ…！ (2022年1月26日 21時) (レス) @page34 id: 6af24d38bc (このIDを非表示/違反報告)
あーー(プロフ) - ハリネコさん» 朔藍です。ほんっとにコメントありがとうございます！最高の褒め言葉です…！ (2022年1月17日 18時) (レス) @page28 id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
ハリネコ - いや、なんかもう最高ですね( ´∀｀ )b (2022年1月17日 17時) (レス) @page28 id: 690aee62a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーー(プロフ) - ハリネコさん» こんばんは、朔藍です。4度目のコメント本っ当にありがとうございます！この作品、なんせ作者の妄想ですので！夢小説ですので！(笑)勇次郎これからも凄いかもです(笑)これからもよろしくお願いします！ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔藍 | 作成日時：2022年1月1日 7時
