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ていうか絶対あれだ。冴くん有名人なのにこんな距離感だから私が何故か知られてるんじゃ??



士道くんが未だに日本代表の主将さんに取り押さえられていたので助けに行こうとしたらまたもや冴くんにグイッと身体を寄せられた。



思わずその顔を見上げてみるも、行くぞと一言 言われただけ。



いやいや士道くんやばくね???と思い、士道くんの方を顔だけ向けると部屋にいたダバディさんが助けに入ってた。よかったぁぁああ。一安心。





冴くんに部屋から連れ出されつつ、…………あの蹴りが凛の顔にクリーンヒットしたのか……そりゃ鼻血も出るわ……と、さっき見た士道くんの蹴りを思い出し凛の鼻血も納得。







「ボーッとしてたろ」



「え?あー……ごめん。ちょっと考え事してた」



「凛か?」



「うん。凛が_______え、は、はい!?冴くん!?」



「やっと告られたか?」



「え、え!?なっ、さ、冴くん?え、え?え!?」



「動揺しすぎだろ。あと顔赤すぎんだよ」



「うっっそ」







え、なんで?なんでバレてるの??ていうか私が凛のこと考えてたらイコールで告られたなの??え???







「俺がAを鈍感って言ってた理由、これで分かっただろ」



「………え、そ、そんなに凛分かりやすかった感じ…?」



「お前に男がいないのはそれが原因だろ

(訳:凛が牽制しまくってるから男は近づくことすら出来ねえんだよ)」



「え、えぇ……」







俺と凛の牽制を掻い潜りやがった野郎共に5.6回は告られているところを見たことがあるが、こんなに顔を真っ赤にさせ慌てるAを見たことはない。



この反応は、誰が見ようが明らかな脈アリ。



何年も拗らせて焦れったいにも程がある凛に、いつもいい加減告ってお前のもんにしちまえよと今まで呆れるほど散々思っていた。けれどコイツは俺と凛に同じような態度だから正直コイツが凛の想いに応えるのかは分からずにいた。



幼馴染のままなのか、恋愛対象者としてみるのか。



無意識なのか俺と凛には特別甘いコイツだから凛が押し続ければいけるだろうと思っていたが。







「………思ったより早そうだな」







 

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みじゅまる。(プロフ) - こんにちは。とても素敵な作品やと思いました、自分、あまり日本語得意ではございませんが仲良くしてくださると嬉しゅうございますわ。これからもよう頑張ってくださいませ。ボードに話しかけるのは駄目でしょうかいな?。仲良くしたいです。 (6月28日 19時) (レス) id: 2b8d2ab93c (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - ハロネコさん» いつもありがと (2023年2月27日 18時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
ハロネコ(プロフ) - すき (2023年2月27日 17時) (レス) @page13 id: 6af24d38bc (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - 乱中 久さん» 千切くんの方もこっちも読んでくださってるのですか…!!!2作とも読んでくださりコメントもくださり本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!  (2023年2月11日 22時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
乱中 久(プロフ) - コメント遅くなりましたが、こちらの作品の更新もありがとうございます!朔藍さんの書く軽妙なやりとりがとても好きです。これからも更新見守らせていただきます。 (2023年2月11日 20時) (レス) id: e6695fc53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔藍 | 作成日時:2023年2月2日 21時

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