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○
「ご、ごめんて。ずっと来なくて」
「どうせクソ兄貴に捕まってたんだろ」
「え、なんで分かんの」
「Aにとっては俺とクソ兄貴より優先させるもんなんかねえだろ」
「そうだけど」
合ってるけど自分で言うかそれ。合ってるけどさ。
頭の中でツッコミを入れつつまあ凛だしな、という謎の結論に落ち着いた。
そこで私の視界に入ってきたのは、凛の背後。
数メートル距離があるところに、青みがかった髪の男子と黄色がインナーカラーになっている黒髪の男子が壁からひょっこり顔を出しこちらを伺っていることに気がついた。
あの人たちは……潔くんと蜂楽くん…だったっけ。冴くんと見た映像とデータに載ってた選手。
特に潔くんはよく覚えている。
二次
凛が冴くん以外の選手を気にするようになったことに驚いたけどそれ以上に嬉しかったことも覚えている。
凛のサッカーは、冴くんを潰すことだけに固執してどこか囚われているようにすら見えていたから。
冴くんを潰すことを目標としている凛に、そして冴くんとの間に深い溝が出来てしまった日から雰囲気も性格も大きく変わった凛に、友人と呼べるような人が出来たのなら嬉しくて言っただけなのだが。
振り返り潔くんと蜂楽くんを視界に入れた凛の顔にピキッと筋が浮かんだのが見えた。え、うっそ。まずかった感じ…？
《随分と遅かったな、生瀬A》
「……………え？私？」
《そうお前だよ生瀬A。話があるから今すぐ俺のところに来い》
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みじゅまる。(プロフ) - こんにちは。とても素敵な作品やと思いました、自分、あまり日本語得意ではございませんが仲良くしてくださると嬉しゅうございますわ。これからもよう頑張ってくださいませ。ボードに話しかけるのは駄目でしょうかいな？。仲良くしたいです。 (6月28日 19時) (
レス) id: 2b8d2ab93c (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - ハロネコさん» いつもありがと (2023年2月27日 18時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
ハロネコ(プロフ) - すき (2023年2月27日 17時) (レス) @page13 id: 6af24d38bc (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - 乱中 久さん» 千切くんの方もこっちも読んでくださってるのですか…！！！2作とも読んでくださりコメントもくださり本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月11日 22時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
乱中 久(プロフ) - コメント遅くなりましたが、こちらの作品の更新もありがとうございます！朔藍さんの書く軽妙なやりとりがとても好きです。これからも更新見守らせていただきます。 (2023年2月11日 20時) (レス) id: e6695fc53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔藍 | 作成日時：2023年2月2日 21時
