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肩をトントンと軽く叩かれた感覚に、目を開いてみればそこにいたのは蜂楽。



なんだ?と思いながら、耳にはめていたイヤホンを外す。







「ねえねえ潔。凛ちゃん、どこ行ったと思う?」



「え、トイレとかじゃね?」



「え〜、トイレっぽくない気がしたんだよね〜。スマホ持ってってたし」



「んじゃあどこ行ってんだろうな」



「だからさ〜〜」







尾行しちゃおうよ!と言い出した蜂楽。面白そうじゃん!勉強飽きたし!って顔に思いっきり出てるけどな。凛に気付かれたらキレられんぞ。ただでさえいっつもキレてんのに。俺らが英語出来ないからだけど。







「最近凛のやつ、スマホいじってること多いよなー」



「あ、そうそう!潔待ってる間もね、凛ちゃんスマホとにらめっこしてた」







そんでいっつもクソがって言いながらキレてた。こーんな鬼みたいな顔して!と蜂楽は凛の顔真似らしきものをし始める。



つーか凛 語学学習期間になってからずっとキレてね?……俺らが英語出来ないからですよネ。







「よっしゃ行こ潔!レッツら凛ちゃん尾行ー!」



「凛にキレられるぞーー、蜂楽ーー」



「えーー、だって面白そうなんだもん!」







ねーえー行こーよーいーさぎーーって蜂楽が言いまくるからまあ凛にバレなきゃ問題ないかと思って腰を上げた。



尾行の標的である凛が向かったのは何故か“青い監獄(ブルーロック)”の入口にあたる場所。



そして







「おい」



「うおっ!?……って、凛か…ムダにビビった…」



「遅えんだよ!どんだけ待たせんだ!」



「イ"ダダダダダダ痛い痛い頭潰れるって!!」



「どうせ勉強出来ねえんだから潰れる脳ミソもねえだろ!」



「凛よりはマシだってば!痛い痛い痛いそろそろ離してってば凛!!」







正直、凛とこんな風に話せる女子がいるってことにすっげえびっくりした。それは蜂楽も同じだったらしくその証拠に蜂楽は俺の横で目をこれでもかと丸くしていた。




 

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みじゅまる。(プロフ) - こんにちは。とても素敵な作品やと思いました、自分、あまり日本語得意ではございませんが仲良くしてくださると嬉しゅうございますわ。これからもよう頑張ってくださいませ。ボードに話しかけるのは駄目でしょうかいな?。仲良くしたいです。 (6月28日 19時) (レス) id: 2b8d2ab93c (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - ハロネコさん» いつもありがと (2023年2月27日 18時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
ハロネコ(プロフ) - すき (2023年2月27日 17時) (レス) @page13 id: 6af24d38bc (このIDを非表示/違反報告)
朔藍(プロフ) - 乱中 久さん» 千切くんの方もこっちも読んでくださってるのですか…!!!2作とも読んでくださりコメントもくださり本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!  (2023年2月11日 22時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
乱中 久(プロフ) - コメント遅くなりましたが、こちらの作品の更新もありがとうございます!朔藍さんの書く軽妙なやりとりがとても好きです。これからも更新見守らせていただきます。 (2023年2月11日 20時) (レス) id: e6695fc53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔藍 | 作成日時:2023年2月2日 21時

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