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(勇次郎side)



芸能人だと言って変に気を遣われたりしたくはない。



でもなぜかウソで誤魔化すこともしたくなかった。







「アイドルとマネージャー。一応僕、アイドルだよ」



「あ、アイドル?すごっ」



「……え?」







隣で彼女は瞳をパチクリとさせる。



てっきり、言った瞬間に敬語や名前の君付けに戻ったりするのではないかと思っていた。





中学のとき、アイドルになったらみんなそんな感じだったから。



一気に特別扱いになったり、気軽には誰も話しかけてこなくなり別の空間にいるような扱いを受けていた。



特に女子は。





だからこそ、彼女のような反応は初めてだった。





Aのことは他の女子と同じものさしで考えたらダメだな







「グループに入ってるとか?」



「ううん、二人。LIP×LIPってユニット」



「へー……、なんかすごいね…あ、そうだ、後でググってみる。そういえばお姉ちゃん、芸能人のマネージャーだった」







さっきまでと変わらない笑顔の彼女。





また心配が杞憂で終わったな





変わらない態度に、ほっと安堵の息がもれる。







「Aは高校どこ?」



「桜ヶ丘だよ」



「え、ほんとに?僕もなんだけど」



「すご、一緒だ。何組なの?」



「3組だよ」



「私、1組。…あ、数学の先生一緒だ。課題とかみせてー」



「僕は逆に見せてほしい」



「え"、私数学苦手だからムリ…」



「じゃあ英語見せてよ。数学は貸すから」



「英語なら…うーん、まだましか…って違う違う、部屋の話だったよね」







あ、そうだった



どこで寝たらいいのか聞いてるんだった





聞いておきながら思いっきり忘れてた。



すると隣にいた彼女は少し前に進んだ。







「こっちこっち」



「……え」



「ん?どうしたの?」



「てっきりソファーとかだと思ってた」



「私の部屋のとなりに空き部屋があったはずだからそこが丁度いいかなって。あ、掃除とかはしてあって綺麗だよ!布団とかは洗濯してあるし!」



「ふはっ、いいよ、そんなところ気にしなくて」







 

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朔藍(プロフ) - ハリネコ@サブさん» ハリネコさん!!お久しぶりです!!連載中に頂いたコメントでもすっっっっっごく励まして頂きました本当に感謝感謝すぎる泣泣最高の読者様に読んで頂けて好きになって頂けてこれほど作者冥利に尽きるものはないです泣泣ありがとうございます大号泣 (9月13日 18時) (レス) id: 2d55a4ee9e (このIDを非表示/違反報告)
ハリネコ@サブ - 藍朔さん‼お久し振りです。サブから失礼してますハリネコです!久々に読みたくなっちゃって来ちゃいました笑もう五週目とかほんとにこの作品好きすぎてやばーいいい笑何回読んでも最高です! (9月13日 15時) (レス) @page5 id: 690aee62a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーー(プロフ) - 相川あゆさん» ありがとうございます!今更で返信遅くてすみません…続きも読んでくださると嬉しいです!これからもお願いします! (2021年12月31日 16時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
相川あゆ - 推します (2021年10月22日 7時) (レス) id: 1dc4ab95d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔藍 | 作成日時:2021年10月21日 21時

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