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(貴方side)
「おはよう、ひよりん」
「Aちゃん！？お、おはよう！！」
「なんか暑くなってきたねー……って、ひ、ひよりん！？」
ひよりんは私が机に荷物を置くと突然私の腕を掴んで引っ張りながら走り出した。
今はまだ朝早い時間帯だからあまり生徒や先生がいないからあまり注目をされることはない。
でも……！！
「ひ、ひよりん…！は、速、い……！！」
現役陸部のひよりんの体力と帰宅部の私の体力は、とてつもない差がある。
「あ、ご、ごめん！！Aちゃん大丈夫！？」
「だ、大丈夫……ちょっと、待って…」
手を離してもらえたのは屋上だった。
焦ってテンパっているひよりんの隣でなんとか息を整える。
「きゅ、急にどうしたの？ひよりん」
「あ"……えっと…昨日、のことで……うちが、マネージャー見習いやっとること……」
「あ、勇次郎から聞いたよ。すごいね、ひよりん」
「え！？いや、そんなことないんよ！！生活費とかお肉のためだし！！……えっと、……うちがマネージャー見習いやっとること、内緒にしてほしいんやけど……」
「あ、そうなの？分かった。誰にも言わないよ」
ひよりんはホッとしたように胸を撫で下ろし、申し訳なさそうな表情を浮かべる。
「ごめんね、さっき思いっきり走ってしまった」
「いいよいいよ。大丈夫だよ」
「あ！ジュースかなにか買ってこようか！？ごめんといつものお礼の印！！」
「え、大丈夫だって。気にしないでよー」
「う〜〜〜〜」
ひよりんは気にしているのか『大丈夫』だと言っても表情が晴れない。
毎日のお礼とか、逆にいつも私がひよりんに癒しをもらっているから全然いいんだけどな
そこで、パッとあることが頭に浮かんだ。
LIP×LIPのマネージャー見習いを去年からやっているなら勇次郎のことを、ひよりんは知っていることがあるかもしれない。
「じゃあさ、その代わりって言ったらあれだけど…教えてほしいことあって…いい？」
「うちに答えられることならなんでもいいよ！」
「勇次郎の家のこととか、知らない？」
「染谷君？」
「うん」
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朔藍(プロフ) - ハリネコ@サブさん» ハリネコさん！！お久しぶりです！！連載中に頂いたコメントでもすっっっっっごく励まして頂きました本当に感謝感謝すぎる泣泣最高の読者様に読んで頂けて好きになって頂けてこれほど作者冥利に尽きるものはないです泣泣ありがとうございます大号泣 (9月13日 18時) (
レス) id: 2d55a4ee9e (このIDを非表示/違反報告)
ハリネコ@サブ - 藍朔さん‼お久し振りです。サブから失礼してますハリネコです！久々に読みたくなっちゃって来ちゃいました笑もう五週目とかほんとにこの作品好きすぎてやばーいいい笑何回読んでも最高です！ (9月13日 15時) (レス) @page5 id: 690aee62a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーー(プロフ) - 相川あゆさん» ありがとうございます！今更で返信遅くてすみません…続きも読んでくださると嬉しいです！これからもお願いします！ (2021年12月31日 16時) (レス) id: 7586c4e066 (このIDを非表示/違反報告)
相川あゆ - 推します (2021年10月22日 7時) (レス) id: 1dc4ab95d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔藍 | 作成日時：2021年10月21日 21時
