【名探偵コナン】僕はただのお客さん。【男主】 (ページ10)

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今日も今日とてポアロで仕事。
いつもの珈琲を飲みながら、曲を考える。

でも今日は一味違うのができるかも。何たって今日はいつも頼まないハムサンドを頼んだからさ。

そう、今日は安室さんがいたのだ。
いつもシフトの時間と合わないのか、滅多に彼のいる時間にポアロに来ることは無かったが…、このハムサンドの美味しさ。

彼のシフトに合わせて来ようかと思ってしまうほどだ。
本当に美味しい。

…にしてもなんだか今日は女性が多い気がする。
梓さんに聞いてはいたけど、すごいなぁ安室さん現象。

あ、安室さん現象は自分が勝手に作った言葉ね

コ「Aさん、相席してもらってもいい？」

安室さん現象が起こっている店内を見回していたら、いつの間にかコナン君が目の前にいた。
相席って…、
ああもうそんなに席が埋まってるのか。

｢どうぞどうぞ｣と答えると、目の前の席に座ったコナン君。
…でもこんな時間に、なんでコナン君が？

「コナン君、1人？」

コ「うん、そうだよ。
蘭姉ちゃんが友達の家にお泊まりするらしくて、おじさんも知り合いと麻雀に行っちゃったからさ」

「わー偉いね。こんな時間なのにお留守番してるんだ」

コ「全然偉くないよ。

で、ポアロで夜ご飯食べてねって言われて」

あー、なるほどね。
まあ小学1年生がキッチンに立って一食分を完璧に作ってる姿なんて見たことないもんな。

下のお店が喫茶店っていいね。こういう時にとっても便利だ。

コ「Aさんはまた仕事？」

「もちろん。ここに来てる時はいつも仕事の時だけだよ」

仕事以外で来たのは確か…、1回だけだったかな。