【名探偵コナン】僕はただのお客さん。【男主】 (ページ46)

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安室「味方？そんな嘘が通じるとでも思っているんですか？
僕のことを味方だと思うのでしたら、貴方の思考回路は少し…いや結構おかしいですよ」

「だんだん君の言葉が辛辣になっていくのが気になるけど、本当のことだよ。

…まあでも、その話は一旦置いておこうか。僕もまだ君に話したい話があるからさ」

そう、ここからが本題。
これを話さなければ、僕が彼を呼んだ意味がなくなってしまう。

…でも、その前に。

「バーボン、公安のお仲間は呼ばないでもらえるかな」

その言葉に、わかりやすく肩が跳ねたバーボン。
…やっぱり、彼が少しずつ強気になっていた理由はこれだ。

この倉庫に来る時に連絡でもしておいたんだろう。幸い、盗聴などはされてないみたいだからまだいいけれど。

「流石に僕も馬鹿じゃないから、それくらいのことは考えてるよ。
…もし止めてくれないなら、すぐにでも君の情報が組織に流れるようしてある」

安室「………狡いですね」

「君に言われたくはないなぁ、バーボン。
1人に対して数人で来ようとした君も僕と同類だよ」

にこやかにそう言うと、軽く睨んでスマホに何か打ち込んだバーボン。
…指の動きからして｢くるな｣だろう。自分の情報も書かれていないし、流石公安警察だ。しっかりとどれぐらい危険な立ち位置に自分がいるのか把握出来ている。