THE RAMPAGEの愛され役 2

冷え性 ページ21

Aside







「う〜〜〜……もう夜は冷えるなぁ」





夜の中目黒の大通りを一人で歩いていた。





「……久々にコーンスープでも飲もうかなぁ」









私は冬になると自動販売機で売ってる


コーンスープが大好きで毎日のように飲んでる。


それに私、冷え性だから温かいものがないと


手とか足先が冷えちゃう。









事務所について自動販売機を覗いてみると



まだ、コーンスープは売られていなかった。








「まだ売ってないかぁ、、10月だもんね」





ないとは思っていたけど無かったと知ると


やっぱり少し気が落ちた。


少し気持ちがブルーなまま楽屋へ向かった。








するとその途中……









？「あ！Aいたいた〜」




私の大好きな声で名前を呼ばれて誰かなんてもう分かってるけど振り返ると




「北人くんっ！」



北「ねぇ見て見て！」








そう言ってカバンのガサゴソと何かを探し始めた。







「北人くん？」



北「ちょっと待ってね！」



「うん？」



北「あ！あったあった！」









そう言って取りだしてきたのは



カイロと…









「え、コーンスープ？」



北「そうそう！ちょっと違う道から来た時、たまたま通った自動販売機にコーンスープ売ってたから」



「買ってきてくれたの？」



北「ほら、だってA寒がりだし冷え性だし。

コーンスープも大好きでしょ？」




「ありがとう〜〜」



北「へへっ！2つ〜〜！僕も飲む！」







そう言いながらコーンスープの蓋を開ける



北人くんは可愛いなぁ、、



でも、垢抜けてやっぱりかっこいいなぁ。なんて。








北「飲まないの？」



「あ、飲むよ！」



北「今年初コーンスープじゃない？」



「うん！」



北「Aが好きなものは僕も好きになりたいからいっぱいコーンスープ飲むね！」



「えぇ、北人くんと事務所のコーンスープ飲み干しちゃうじゃん〜〜」



北「それはダメだ！！(笑)」









「あれ、めっちゃええ感じやん」


「だね」


「可愛いカップルやなぁ」


「うんうん」


「「早くくっつけ！！」」





│壱馬│陸│壱馬│陸│壱馬 陸│

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