キミと歩いた軌跡〜HSJ物語〜第4章

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────山田side




「……伊野尾が、無理しすぎたからだろ？」

ズバっと核心をついた薮くんに、

いのちゃんが肩をこわばらせた。

「……」

「お前がっ、無茶するから……っ」

「薮くん……！」

雄也が止めに入ったけど、

怒りに震えている薮くんは聞く耳を持たず。

それもそうだ。

意識のないいのちゃんを、

初めに見つけたんだから。

「ごめん……」

「……〜っ、うぅ……伊野尾っ」

「ふえっ!?」

突然言葉に詰まったかと思うと、

いのちゃんに抱きついた薮くん。

肩震えてる……泣いてるんだ

「ごめん、ねぇ……薮ぅ、みんな……ごめん……」




・



コンサートは、いのちゃんを抜いた8人で行った。

「頑張るから」

悪いけど、それが口癖ないのちゃんには、

いい休みだったんじゃないかと思う。

「……ちょっとだけ、甘えてもいいの？」

そうだよ。

「……そばにいてほしいよ」

もちろん、いてあげるよ。

「……みんなのこと、大好きなんだ」

俺達もだよ。




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いかがだったでしょう？
終わり方が謎でしたね笑
これで、リクエスト終了です！

そして、いよいよ最終章、第4章に入ります。
伊野尾ちゃんを襲った信じたくないような事実。

それを聞いた伊野尾ちゃんは、JUMPのみんなは、どんな決断をするのか……？

変わらずメンバー愛を重視した書き方で突っ走るので、最後までよろしくおねがいします！！

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