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「...そっちだって楽しそうじゃん」
迎える代表初戦。ワールドカップから初めての日本代表の試合。
今日は実況として篤人くんが来ていて、影山さんも居る時点で嫌な予感はしてたけど...
ピッチの近くで話しているふたりはとっても楽しそう。私なんかより、影山さんみたいな可愛い人の方がお似合いなんじゃ、とまで思ってきた。
橋岡「どうしたの？」
話しかけてきたのは大樹。年齢も比較的近く、彼が完全なる陽キャなところもあって、すぐに仲良くなった。
「あれ、」
ふたりを指さして小さくため息をつけば、大樹もあぁ、と頷いた。
橋岡「あのふたりがお似合いだと思ってんだ？」
「私よりお似合いでしょ」
橋岡「ふーん、まぁ俺はAちゃんの方が可愛いと思うけどね」
「何言ってんの」
誰かがスパイクを払ったときの芝が髪に飛んできた。
橋岡「あ、Aちゃん芝ついてる」
大樹が私の髪に着いた芝を取ったそのとき、
『何してんの？』
あの黒いオーラをまとった、笑えてるようで笑えてない篤人くんがやってきた。
橋岡「あっ！えっと、」
「大樹と話してただけだけど、なんかある？」
柄でもない。嫉妬をしてしまったのが悔しくて、ちょっと反抗的な態度を取ってしまった。ごめんね篤人くん。小さくてごめん。
『...あっそ、いいよ別に。話してな？』
篤人くんは、怒ってしまったようで、眉をひそめながら影山さんの方に戻って行った。
橋岡「...いいの？」
「……うん、いまのは完全に私が悪いよね...」
橋岡「いや、Aちゃんも全部悪いわけじゃないけどさぁ」
大樹は私を慰めてくれて、ぽんぽんとリズム良く頭を撫でてくれた。
「ほんっと、」
ああいう篤人くん好きじゃない。むしろキライだ。大樹は私の愚痴を聞くと、それは言い過ぎじゃない？と肩を叩いた。
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ふうら - すごく良かったです…！！更新ずっと待ってます (7月22日 21時) (
レス) @page11 id: 49f8a58ef1 (このIDを非表示/違反報告)
瓜田(プロフ) - 三做村匡さん» ご指摘ありがとうございます。修正致しました！ (2023年2月24日 14時) (レス) id: ca6d9e643a (このIDを非表示/違反報告)
三做村匡(プロフ) - すみません、みんなが認めたの内田さんをあやめるじゃなくて宥(なだ)めるだと思います💦 (2023年2月24日 14時) (レス) @page6 id: 20406f05c4 (このIDを非表示/違反報告)
瓜田(プロフ) - かのんさん» ありがとうございます😢とても嬉しいです☺️今新しいお話を書いているところですのでもうしばらくお待ちください🎵 (2023年2月21日 21時) (レス) id: ca6d9e643a (このIDを非表示/違反報告)
かのん - うっちーの小説ほとんど読み終えちゃったからこの作品が出てきて超嬉しいです！！更新待ってます！ (2023年2月12日 22時) (レス) id: 7ff36817ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瓜田 | 作成日時：2023年2月8日 21時
