メンバーの妹を誘．拐．しました【桃】

#さとみさん ページ39

莉菜side





ころんさんが私の口にそっと触れた







しばらくするとそれは深いキスに変わった







苦しくなって顔を離そうとすると片手で頭をおさえつけて離れないようにしてくる









さとみさんだったらこういう時すぐ離してくれるのに。









そのまま押し倒されたと思ったらすぐにころんさんが噛みつくようなキスをしてくる









さとみさんでやっと慣れたはずなのに…









脳がとろけそうな感覚に陥った。









「もっと声出してよ」







そう言って背中を指でなぞるころんさん








ずっと我慢していた声が思わず出てしまう









「へぇ…、良い声してんじゃん」









それがずっと続いて朝になった。









私はゆっくりと隣で寝ているころんさんから離れた









リビングに行くとさとみさんはひなちゃん達にご飯をあげていた









『…、さとみさんっ…！』








背後から抱きつくと突然のことに驚いてバランスを崩すさとみさん









「あっぶね…ひなたちのご飯こぼすところだったじゃんか…」









『…ごめんなさい…』







「…まぁ許すけど」









しばらく私はさとみさんから離れなかった








昨日のころんさんを思い出してしまうと体が震えてしまうから。









その様子をころんさんが見ていたのにも関わらず私はずっとさとみさんに抱きついていた。

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