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ページ17

「戦闘、か…。しかし、黒幕が御手洗さんだったとはね。って!皆操られてる…っ。あんたも泣きそうな顔して、…ハァ」

操り主の危険を察知して……否、戦闘の気配を察知して、

彼女は目覚めた。

「あーもっ、めんど!!あんたよわっちーから、私が殺るッ!」

しばらくぼくは呆然としていた。

殺る?つ、つまりは。コロスってこと?

元仲間だったのに、ためらいなく?

いいや、彼女は戸惑っていた。躊躇っていた。なにより、僕を守ろうと焦っていた。

太ももについていた銃を抜いて。

焦りの感情が溢れ出しそうに、我慢していた。辛そうに。

バン

銃声が響く。
その球は、御手洗の肩を貫通していた。

「ん〜?ごめ〜。あたし、痛み感じないん……ッ?」

御手洗 故景は自分の体を見た。その、姿は、小さな小さな小人のような人間になっていた。


そこで、雲羽が不敵に笑う。
「あー。こっちこそごめんね〜。私、その銃の球に私の能力を宿した空気の塊。仕込んどいたんだぁっ♪あんまり持たないけど、効果は絶大!能力も無効かっていうやつ!清作さんが、もしもの為にって、作ってくれた、特製品。騙されてくれてありがとっ。よぉし!じゃ、逃げるから、翼広げてちょうだい」

雲羽は、楽しそうに笑った。これは、恐怖や嫌悪、焦りを隠すためだろうか?彼女の感情が………分からなくなった、

「ちょっとーー、あんま持たないっつてんのに何もたもたしてるわけ?もう能力ある程度使えるんでしょ?重量制限とかあるなら、私、それコピペするから……とにかく早く翼広げてって!」

『あ、っはい。』
今の僕には、それを言うしかなかった。一分でも早くこの戦場から逃げたかった。
そして翼を広げる。

『特に、重量制限はないとおも、思うか、ら。いいよ。』

僕は彼女の腕に手を通して、持とうとした。

「ひゃっ!な、な、な、何すんのよ…っ」

顔が赤くなり、ムスッと顔をしかめた。何って、持ち上げようとしただけでしょ

すると、今度彼女はそこら辺にあった、長い布を引きずって、ボクの両手に持たせた。そして、雲羽はその布の上に座り黙り込んだ。
『えっと…出発していいのかな…?』

こくり、と頷いた。まだ少し顔が赤かった。
「ラブコメしてんじゃねええええよぉっ!!」
微かながら聞こえたのは小さくなった御手洗さんの声だった。ひどく洗い呼吸で、大声を出しただけで疲れているような様だった。しかし、少しだけ何かが動いた気がした。御手洗の体が大きくなってきたのだ。

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作者名:白井ユエ | 作成日時:2021年5月24日 18時

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